『雨に唄えば』シェイラ&B.デヴォーション(1978年)★原曲ジーン・ケリー同名映画(1952年)♪
2011年 02月 17日
★シェイラ(SHEILA)はシルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、フランソワーズ・アルディ等と共に60年代のフレンチ・ポップス・シーンのアイドルのお一人。本名はアニー・シャンセルといい、1945年8月16日生まれのイル・ド・フランス圏のクレテイユ出身。稼業のお菓子屋さんのお手伝いをしていた明るい少女だったと想像しています。シェイラは、明るく健康的な可愛らしさが魅力の一つ。イェイェ・ブームの折は大ヒット曲がいっぱいですが、次第に時代と共にアイドルから脱皮してゆく時期が訪れる。それは、アイドルの宿命なので、古今東西の人気アイドルたちに共通するもので、その軌跡を追うのも好きです。消えてゆくアイドルが多い中、才能やルックスだけでは先が無いことを熟知し、ダンス・レッスンを重ね方向転換して行ったシルヴィ・ヴァルタン。このシェイラも70年代後半になると、ディスコ・ブームに乗るかたちで、英語圏にアピールできる作品を発表してゆく。
シェイラ&B.デヴォーション(SHEILA&B.DEVOTION)と名義も変わる。黒人バックダンサー3人との踊って歌える歌手シェイラと変身!個人的にはこのシェイラ&B.デヴォーション以前、以後という感じで聴き分けているような感じもあります。シェイラもカバー曲の多いお方で、イェイェ時代のキュート・ポップに好きな曲が多いのですが、70年代以降の雰囲気もまた素敵だと思えます。そこで、今日はシェイラ&B.デヴォーションの1978年のヒット曲『雨に唄えば(SINGIN' IN THE RAIN)』を。シングル・ヴァージョンとディスコ・ヴァージョンがあります。英語圏でも殊にイギリスでは大ヒット!という曲でシェイラも英語で歌っています。オリジナルはジーン・ケリー主演のミュージカルの名作『雨に唄えば』の主題歌です。私はジーン・ケリーやシド・チャリシーが好きですし、ミュージカルって大好き!この名曲のディスコ・ヴァージョンが26年程経て、フランス人のシェイラが歌いヒットしたという時代。ディスコ・サウンドは詳しくないのですが、こうして出会えるのは大抵女性ヴォーカルです。まだまだシェイラの楽曲や作品など、追々更新してまいります♪
# by musiclove-a-gogo | 2011-02-17 11:50 | ガールズ・ポップ★洋楽