『金髪のエックベルト』ルートヴィヒ・ティーク★ベルタの少女時代の回想と悪夢への変貌他更新致しました

懸賞 2010年 10月 11日 懸賞

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★ちょっと、此方の更新をさぼってしまっていますが、気長に続けるつもりです。

10月に入り、『クララの森・少女愛惜』等でいくつか更新いたしました。
『金髪のエックベルト』 著:ルートヴィヒ・ティーク★ベルタの少女時代の回想と悪夢への変貌
『二人の姉妹(THE TWA SISTERS)』あるいは『クルエル・シスター(CRUEL SISTER)』 画:ジョン・ファエド
※関連記事:『PENTANGLE/CRUEL SISTER』
『フィオナの子守歌』★遠い海の記憶・妖精のささやき 映画『フィオナの海』のサントラより
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『さすらいのジェニー』著:ポール・ギャリコ訳:矢川澄子★ピーター少年と雌猫ジェニーの純愛ファンタジー
サントラも素晴らしい★ 『ロシュフォールの恋人たち』 音楽:ミシェル・ルグラン(MICHEL LEGRAND)♪
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※関連記事:サントラ 『ロシュフォールの恋人たち』 音楽:ミシェル・ルグラン(MICHEL LEGRAND) そして、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル三部作とクリスチャンヌ・ルグランの歌声の素晴らしさ♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-10-11 10:16 | 音楽・映画・文学★美しい関係

キャプテン・ビーフハート(CAPTAIN BEEFHEART)『ディス・イズ・ザ・デイ(THIS IS THE DAY)』(1974年)

懸賞 2010年 10月 02日 懸賞

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★キャプテン・ビーフハート&ザ・マジック・バンド(CAPTAIN BEEFHEART & HIS MAGIC BAND)というと、フランク・ザッパの盟友であり、デルタ・ブルースからサイケデリック・ミュージック、アートロックにアヴァンギャルド...な稀有なる孤高のアーティストとして今も残された作品たちは色褪せない。私がキャプテン・ビーフハートのレコードを聴き始めたのは20代前半頃。当店主がフランク・ザッパのレコードを色々持っていたので、一緒に中古盤屋さんに行った時にコーナーの横にある「キャプテン・ビーフハート」が気になり始めた。店主はその頃はザッパの方を愛好していたようだったので、私がビーフハート担当となってゆく。担当と云っても、レアなアルバムは貸してもらっていたけれど。そして、ずっと後になって知ったことながら、その頃、既にビーフハートは音楽業界から引退され、本名のドン・ヴァン・ブリートとして画家となっていた。ザッパにしろビーフハートにしろ、当時の日本盤の邦題はユーモアいっぱいで愉しいものだった!特にザッパはその曲名の可笑しさだけで聴いてみたくなるのだった。

ニュー・ウェーヴ大好きでありながら、隠れプログレであった私は、所謂「レコメン系」の音楽をたいそう愛好しており、そんな時期に知り得たキャプテン・ビーフハートであったもので、何の躊躇いもなくすんなりと「凄い!」「なんだろう!このリズムは!」とか狂喜乱舞していた。邦題に『美は乱調なり』と題されたアルバムは80年代の作品で、60年代から活動されてきたベテランのビーフハートながら、そのサウンドは私にはニュー・ウェイヴでもあったように思う。スラップ・ハッピーやヘンリー・カウたちの音楽(「反体制派ロック」とも呼ばれていた)然り、またフランスの音楽に関してはシャンソンからポップから前衛まで聴いてしまうのだけれど、反体制派ロックやアヴァンギャルド・シーンを担ってきたお国と云えばフランスだと思っている。各国入り混じっているのだけれど、60年代にアート・アンサンブル・オブ・シカゴと共演したブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』は今もジャンルを越えた名盤と謳われる。同時期に前衛ジャズのアメリカのアーティスト、ブラジルのアーティストたちを紹介していたのもフランスであった。この辺りの好きな音楽のこともまた追々にと思う。

さて、キャプテン・ビーフハートですが、このお方のヴォーカルが好き!ビーフハートというと変わり者でしょうが、音楽もまたサイケで奇怪で難解な代物というようなイメージが先行していて手に取るチャンスを逃されてしまっているのでは?と思ってみたり。確かに大いなる変わり者で、愛しき変人であるのでしょうが、シンガーとしての優れた楽曲も実は多いのです。恐るべし!YouTubeに私の大好きな曲のライヴ映像がありました!画質も結構綺麗でなんだか感激してしまいました。その曲は『THIS IS THE DAY』で、発表は1974年のアルバム『Unconditionally Guaranteed』に収録されていた曲で、ベスト盤等にも収録されています。

キャプテン・ビーフハートは時々アルバート・フィニと似ていると思うのですが...。音楽産業に馴染めずに苦悩されていた時期があったそうですが、この曲はそんな時期の名曲の一つでもあります。また、キャプテン・ビーフハートはジョー・ストラマーのアイドルでもあったお方。パンクやニュー・ウェイヴというシーンに多大な影響を与えたお方のお一人でもありましょう!

CAPTAIN BEEFHEART/THIS IS THE DAY


※女性ヴォーカル好きでシャンソン・フランセーズ好きの私がキャプテン・ビーフハートも好きだと可笑しいかもしれません。ところが、何の不思議もないと思っています。音楽とはカテゴライズし得ない不思議な繋がりを持っているのですから。フランク・ザッパのバンドに居たエイドリアン・ブリューがデヴィッド・ボウイのバンドのリード・ギターとして加入した70年代後期。そして、幾度も解散と復活を繰り返しながら活動し続ける王者キング・クリムゾンの現在のメンバーでもあります。また、スティーヴ・ヴァイというカッコいいギタリストがミーハー的に好きなのですが、彼もまたザッパのバンドで活躍していた時期があります。こんな薀蓄も積もるくらい、好きな音楽を聴き続けています♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-10-02 01:21 | 洋楽ロック・ポップス★70年代

サントラ 『ロシュフォールの恋人たち』★そして、クリスチャンヌ・ルグランとスウィングル・シンガーズ♪

懸賞 2010年 10月 01日 懸賞

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★(サントラ 『ロシュフォールの恋人たち』 音楽:ミシェル・ルグラン(MICHEL LEGRAND) そして、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル三部作とクリスチャンヌ・ルグランの歌声の素晴らしさ)を『リリスの館』にて更新いたしました。

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60年代初頭から活動を始めていたコーラス・グループのスウィングル・シンガーズ(Swingle Singers)のリード・シンガーであったクリスチャンヌ・ルグラン(ミシェル・ルグランの姉)は、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル三部作と云われる『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ロバと王女』のいずれにも参加されている。ルグラン一家は音楽一家なのですが、本当に素晴らしい方々だあ~!と思います。

フランス映画の名作は映画の歴史でもあるのでしょうが、フランス贔屓の私でも思うのは、「ミュージカルの少なさ」。そこはアメリカ映画がやはり本場であるということも、ジャック・ドゥミ監督がジーン・ケリーやジョージ・チャキリスを招いての『ロシュフォールの恋人たち』であることに、何か美しい映画への愛を感じてしまいます。フランスの大女優であるダニエル・ダリュー以外はすべて吹き替えなのですが、以前もこの映画のお話の記事に書いたのですが、ジーン・ケリーの歌声も聴いてみたかったなあ...と欲張りな思いを抱いてもいます。

音楽が流れると、「あっ、あの場面!」とうっとりできるのって素晴らしいと思います♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-10-01 11:10 | シャンソン・フランセーズ

『リリスの館★LilithFairyVelvet(歌姫愛好の会)』も宜しくお願いいたします♪

懸賞 2010年 09月 29日 懸賞

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★『美しいパティ・スミスのポートレートに魅せられた瞬間から今に至る★いつまでも大好きな麗しのロック詩人あるいはパンクの女王』を『リリスの館★LilithFairyVelvet(歌姫愛好の会)』にて更新いたしました(以前書いたものに追記と『HORSES & HEY JOE』の動画も♪



『BRIGITTE』(フレンチ/女性ヴォーカル 友の会)という最初の思いを忘れたくはないと思います。洋楽の目覚めは中学生。ジョン・レノンに始まりデヴィッド・ボウイの存在を知り、その直ぐ後にケイト・ブッシュを知りました。そして、ブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディ、マリアンヌ・フェイスフル、ニコ、パティ・スミス...摩訶不思議なニュー・ウェイヴの音楽が大好きになり、スージー・スー、ニナ・ハーゲン、ザ・スリッツ、レインコーツ、ヤング・マーブル・ジャイアンツ...止まることなく、社会や個人的な心の葛藤と共に一緒に年を重ねて下さってきた愛しき人たち。男性ヴォーカルも勿論聴きますが、いつの間にか女性ヴォーカルが大好き!になってゆき今なお継続中です。大人になりたくない病の重度の私、10代の多感な時期に出会えたことは今思うととても大きな意味を持つものです。文学や映画と共に、それらの音楽たちは何か私に思考させてくださいました。流れてゆく音楽たちではなかった。マリアンヌ・フェイスフルの本を読み、ニコやブリジット・フォンテーヌのレコードを聴きながら、いったい、私は何を考えていたのだろう。そして、私にはとても大きな意味を持つ書物であるニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』はそれらの音楽と対をなしていました。「来年は17歳、再来年は18歳...どうして大人にならなくてはならないだろう?生きるということはどういうことだろう...」と今では笑い話ですがその時はお先真っ暗の大問題だったのです!そんな私がどうしたことか、今は歳を重ねてゆくことの素晴らしさを感じているのです。大好きな世界は変わりません。広がりながらも繋がり深まりゆく愛おしい心の住人たち、そして、家族と優しき友たち、拙い思いを綴る中で何か共鳴してくださる方々との出会いに感謝しています。ありがとうございます!

書こうと思っている予定は尽きませんが、好きな昭和のアイドルのこと、洋楽、映画、文学...などを、今後も此方で更新してゆこうと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-09-29 19:38 | お知らせ・その他

『星空サロン 夢見』 in あめりか村SOCIO VOL.4

懸賞 2010年 09月 18日 懸賞

星空サロン 夢見 in あめりか村SOCIO VOL.4

2010/9/18
開場:23時
ADD/2000<1D>
DOOR/2500<1D>

Cast
・GuestBUTOU・
妖己
舞踏家 泰造に師事
光を踏み闇を舞う、古典と現代を遊戯する舞手
http://shagamu.web.fc2.com/newpage13.html

・AcousticLive・
血と薔薇
JET PEPPER TOWER、MAGIER SEXALICE、ALICE IN BATCAVE
といったバンドでベースをプレイする傍ら、
2009年より久々のソロ活動を再開。
シモーヌ深雪、アリスセイラー等と共演を果たす。
昭和歌謡とニューロマンティックを融合し本物の贋作を目指す。

・DarkCabaretLiveShow・
秋葉原紫音
キラキラ耽美ロマンティストが贈る。
哀愁のダークキャバレーショーライブ。
http://www.myspace.com/sionsdarkcabarett

・劇・
いそろく-strain fobia-
【sugar content11%】
http://strainfobia.web.fc2.com/

・絵画展示・
gaimon
genome

・DJ・
VELVET MOON
http://www.velvet-moon.com/
sion★akihabara

・DreamingDolls・
夢子
一夜 ・booth・
PANDORA
http://pandola.dayuh.net/index.html

【次回星空予告】
~SOCIO★11/20 23:00~

前売りチケット問い合わせ先
心斎橋SOCIO
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-11-5-2F
【tel】 06-6213-2060
【fax】06-6213-2061 
【e-mail】 music_socio@livedoor.com
http://idea-estate.co.jp/socio/
http://blog.livedoor.jp/music_socio/
又はCastまで.

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# by musiclove-a-gogo | 2010-09-18 23:00 | 愉快な仲間たちとのパーティー♪

永遠のフレンチ・ロリータ★シャルロット・ゲンズブールの初来日公演決定!

懸賞 2010年 09月 09日 懸賞

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★ドキドキ!我が永遠の聖少女☆少女イコンであるシャルロット・ゲンズブールが歌手として初来日されます。東京と大阪の公演が決定しています。いざ当日になるまで心は落ち着かぬ状況でありましょう!なので、此方と『クララの森・少女愛惜』にてちょこちょこと、シャルロット・ゲンズブール祭(大会)をしてしまいそうです♪

<来日公演情報詳細>
シャルロット・ゲンズブールの初来日公演が決定となった。東京は10月24日(日)東京国際フォーラムホールA、大阪は10月26日(火)大阪IMPホールだ。

天才アーティスト(映画監督&ミュージシャン)の故セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンとの間に生まれた生粋のサラブレット女優シャルロット・ゲンズブールは、1971年7月21日イギリス・ロンドンの生まれ。両親の影響もあり、1984年、13歳の時に『残火』で映画デビュー。それを見たジェーンの現在の夫であり映画監督のジャック・ドワイヨンによって『イザベルの誘惑』に出演。1985年『なまいきシャルロット』で初のヒロインを飾り、シャルロット旋風を巻き起こし、セザール賞の有望若手女優賞を受賞。以降、出演作が続き、大女優への道を着実に歩み始めた。

1997年には、『愛を止めないで』で共演したイヴァン・アタルとの間に男の子を出産している。これまでに、アカデミー賞にノミネートされたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『21グラム』や、『恋愛睡眠のすすめ』(ミシェル・ゴンドリー監督)等に出演。また、シャルロットはラース・フォン・トリアー監督作『Antichrist』で今年の第62回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得している。

歌手としても、13歳の時にセルジュのアルバム『Love on the Beat』(1984年)に収められた父とのデュエット曲「レモン・インセストLemon Incest」が初作品。父娘で「愛してる」と囁きあう近親相姦スレスレのデュエットは、当時物議を醸し出した作品であった。続いて1986年には、父親のセルジュ全面バックアップのもと、初のソロ・アルバム『シャルロット・フォーエヴァー』を発表。これは、父セルジュが監督し、父娘共演を果たした主演同名映画のサントラ的作品でもあり、映画同様、またまた近親相姦的なデュエットがセンセーションを巻き起こすこととなる。この後、この作品にデビュー曲「レモン・インセスト」を加え、1991年にアルバム『魅少女シャルロット』としてリニューアル・リリース以降、彼女は歌手としての活動を封印。

そんな中2007年に20年ぶりとなるニュー・アルバム『5:55』をリリース、2010年にはベックをプロデューサーに迎え、ニュー・アルバム『IRM』をドロップ、多彩なボーカル・パフォーマンスを見せ付けたところだ。

奇跡の初来日、これは見逃すわけにはいくまい?

<Charlotte Gainsbourg JAPAN TOUR 2010>
2010年10月24日(日)
@東京国際フォーラムホールA
OPEN 17:00/ START 18:00
TICKET S席 \7,500円 A席¥6,500円(全席指定/税込)
一般プレイガイド発売日:9月18日(土)
[問]クリエイティブマン TEL:03-3462-6969

2010年10月26日(火)
@大阪IMPホール
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET¥7,000(オールスタンディング/税込)
一般プレイガイド発売日:9月18日(土)
[問]キョードーインフォメーション TEL:06-7732-8888

※BARKSニュースより転載させて頂きました。
http://www.barks.jp/news/?id=1000063849&p=0

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# by musiclove-a-gogo | 2010-09-09 23:33 | シャンソン・フランセーズ

『恐怖のメロディ』(1971年) 監督・主演:クリント・イーストウッド 悪女イブリン:ジェシカ・ウォルター

懸賞 2010年 09月 07日 懸賞

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恐怖のメロディ/PLAY MISTY FOR ME
1971年・アメリカ映画
監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 共同製作:ジェニングス・ラング
原作:ジョー・ヘイムズ 脚本:ディーン・リーズナー、ジョー・ヘイムズ
撮影:ブルース・サーティース音楽:ディー・バートン
出演:クリント・イーストウッド、ジェシカ・ウォルター、ドナ・ミルズ、ジョン・ラーチ、ドン・シーゲル、ジャック・ギン、アイリーン・ハーヴェイ、ジェームズ・マクイーチン、クラリス・テイラー

★「銀幕の悪女」として色んな女性たちを思い浮かべてみる中で、「怖かった!」という印象がとても強く残っている映画に『恐怖のメロディ』があったので、久しぶりに先日観直してみた。やはり、怖かった!今回で2度目の鑑賞。初めて観た折はクリント・イーストウッドの監督作品(第一作目)だということも知らなかった。クリント・イーストウッド扮するデイヴは人気DJでプレイボーイだという設定。デイヴのラジオ番組は視聴者からリクエストを電話で受けることができる。いつも『ミスティ』をリクエストしてくる女性イブリン(ジェシカ・ウォルター)と出会うことになり一夜を共にしてしまう。デイヴにはトビー(ドナ・ミルズ)という大切な女性がいるのだけれど、ほんの軽い気持ちでこのようなことは行っていた模様。あまり、そんな感じは受けないのだけれど...。まあ、このような軽はずみな事が発端となり事件を招くことは多分にあるだろう。このイブリンはもうすっかりデイヴの彼女(デイヴは私のもの!)といった気分。そんなつもりではなかったデイヴは困惑する。けれど、このイブリン!異常なまでのストーカー行為を重ね始める。次第にエスカレートしてゆく様がとにかく怖い!この1971年という時代にこのようなテーマの映画は無かったそうなので、パイオニア的作品なのだ。

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イブリン扮するジェシカ・ウォルターはチャーミングな女優さまなので好き。クリント・イーストウッドというと男性ファンも多いある種のヒーロー像を築き上げたお方だと想う。けれど、私は多くのそれらのファンの方々とやはりズレているようで、私が好きなクリント・イーストウッドは荒野の用心棒でもハリーでもなく、このような何か女性(時には少女)に対する屈折したものを感じさせる作品のイーストウッドが気になって仕方がない。きっと、何かあるとしか思えない。好きな作品ベスト3は『白い肌の異常な夜』と『恐怖のメロディ』と『タイトロープ』かなって想う。出演されていないけれど、監督作品では『愛のその風』(ウィリアム・ホールデンが素敵!)も大好きな作品。このベスト3に挙げた作品たちはどれも異常心理の世界で、最初の2作品では主役のクリント・イーストウッドが女性(『白い肌の異常な夜』では複数の)に犯される。結構愉しんでその役を演じているのではないだろうか...と不謹慎な想いを抱くほど何か変なのがよい。どこか掴み所がないような気がしている。長身でハンサムで優しい佇まいなので、このような被害者役も絵になってしまうのだろう。そうそう、荒野の用心棒やガンマン役ならば、イタリアのジュリアーノ・ジェンマやアメリカのバート・ランカスターの方が好きです。

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トビー役のドナ・ミルズもとても可憐な女優さまでほっこり。SFXや大袈裟な効果音なども全く無しの恐怖映画。役者の演技力、殊にイブリン役のジェシカ・ウォルターの迫真の演技は凄いと想う。ドキドキして最後まで観終えたのだけれど、終盤のトビーの新しい同居人が名前をアナベルと変えてのイブリンであった時も「やっぱり!」と想った。何がかというとイーストウッドの屈折した女性感のようなものを垣間見たという感じ。推理力は貧弱の私は幸運なことに最後まで作品を楽しむことができる。けれど、この「アナベル」が「イブリン」であるだろうと予想はついた。そして、そのアナベルとはエドガー・アラン・ポーの『アナベル・リー』からの引用である謎の言葉も♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-09-07 19:14 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『テナント 恐怖を借りた男』 監督・主演:ロマン・ポランスキー原作:ローラン・トポール『幻の下宿人』

懸賞 2010年 08月 27日 懸賞

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テナント 恐怖を借りた男/LE LOCATAIRE
1976年・フランス/アメリカ合作映画
監督:ロマン・ポランスキー 製作:アンドリュー・ブラウンズバーグ 
原作:ローラン・トポール 『幻の下宿人』 脚本:ロマン・ポランスキー、ジェラール・ブラッシュ 
撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:フィリップ・サルド
出演:ロマン・ポランスキー、イザベル・アジャーニ、メルヴィン・ダグラス、シェリー・ウィンタース、ジョー・ヴァン・フリート、ベルナール・フレッソン、リラ・ケドロヴァ、クロード・ドーファン、エヴァ・イオネスコ、ジョジアーヌ・バラスコ

★ロマン・ポランスキー監督の拘束というニュースが届いたりするけれど、私はポランスキー映画が大好き!日本公開、ソフト化された作品はいつの間にか自然とほぼ網羅していると作品データを眺め知る。ミア・ファロー主演の『ローズマリーの赤ちゃん』、ナスターシャ・キンスキー主演の『テス』で知り好きになり、様々な作品が壮絶かつ屈折した監督人生の中で製作されている。どれも好きなのだけれど、やはりカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『反撥』にも似た空気を感じるけれど、主人公が追いつめられてゆく心理サスペンス的なお話となると、この『テナント 恐怖を借りた男』も素晴らしい名作だと思う。ポランスキー自ら主演で、とても主人公にピッタリ!と思ったもの。まだお若き頃のイザベル・アジャーニも出演されているのも嬉しかった。また、アパートの管理人役のシェリー・ウィンタース、同じ住人の少女役でエヴァ・イオネスコも少しだけ登場する場面も印象的。

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私は個人的に一人暮らしの経験がないのだけれど、マンション生活という体験を得た中で、特に都会のど真ん中で約10年程の経験は今もなにかしら尾を引いているように思う。それまでの家族と一緒の家、隣近所の人たちとの生活に慣れていたせいか、一人でマンションに居る時、あるいは近くで大きな物音がしたり、間違ってチャイムを鳴らす方が居たり、挨拶をしても反応がなかったり、隣人方のお名前も知らないとか...こういうことは今は当たり前のようだけれど、私はとても嫌だった。幾人かの友人のお話でも、やはり大きな音を立てないように神経をピリピリさせながらの生活をされたことがあるという。この主人公トレルコフスキー(ロマン・ポランスキー)も新しく引越してきたアパルトマンで、謂れのない苦情や嫌がらせのようなことをされる。次第に神経過敏になるのは当然だろう!そして、この部屋の前の住人の女性は窓から飛び降り大怪我を負った上に亡くなったのだった。その女性の残したお洋服などもそのまま。奇妙なことに壁からはその女性のものと思われる歯が見つかったり...。窓から覗くといつも人の姿があるのもゾクっとする場面でゴシックホラーっぽくもある。次第にその死んだ女性に同化してゆく様、隣人達のあたかも舞台の観客のような道化の姿を嘲笑う声。妄想なのか現実なのか観ている私も曖昧になる。原作のローラン・トポールの『幻の下宿人』でも大筋は似ていたように記憶する...トレルコフスキーの女装し破滅に向かってゆく様、滑稽かつ緊迫した不条理な世界。未公開映画ながらポランスキーの70年代名作の一つだと思う。

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【あらすじ】
古びたアパートに空き部屋を見つけたトレルコフスキー(ロマン・ポランスキー)は、前の住人が窓から飛び降り自殺を図った事を聞かされる。彼はその女性-シモーヌを病院に見舞い、そこで彼女の友人と名乗るステラ(イザベル・アジャーニ)と知り合う。やがてシモーヌは死に、その部屋に越してくるトレルコフスキー。部屋にはまだシモーヌの痕跡がそこかしこに見られ、壁に開いた穴の中には彼女のものと思われる一本の前歯が隠されていた。そして、向いの窓には奇妙な人物の佇む姿もあった。不安な中で始まる新生活。わずかな物音でも隣人から苦情が発せられ、口うるさい家主(メルヴィン・ダグラス)と無愛想な女管理人(シェリー・ウィンタース)もトレルコフスキーにとって脅威となっていく。やがてタバコや飲み物といったトレルコフスキー自身の嗜好も変化し、彼は周囲の人々によって自分がシモーヌに変えられていく事を感じ始めていた。被害妄想は次第に膨れ上がり、ある夜、その妄想は現実と化す……。(引用:allcinemaの解説より)

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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-27 11:23 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『白雪と紅ばら』 原作:グリム童話 絵:ロラン・トポール(ローラン・トポール)★絵本(1984年)♪ 

懸賞 2010年 08月 23日 懸賞

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★【『白雪と紅ばら』 原作:グリム童話 絵:ロラン・トポール(ローラン・トポール)】を『クララの森・少女愛惜』にて更新いたしました♪



このローラン・トポールの絵では、二人の娘の髪は金髪(ブロンド)に描かれています。グリム童話の他の作品で読んだものには、白雪(白バラ)は金髪、紅バラは黒髪、さらに二人は双子であるというものもあります。まあ、色々な作品で想い浮かべる少女たちの姿が少しずつ異なるのは愉しいことですね。
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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-23 07:48 | 音楽・映画・文学★美しい関係

8/20(金)@あめりか村SOCIO 『BOWIE'S CHILDREN』☆パーティー・イベントのお知らせです♪

懸賞 2010年 08月 20日 懸賞

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あめりか村SOCIO & VELVET MOON presents
『BOWIE'S CHILDREN』
サブタイトルはzoe氏命名の「chouchou stardust」です。

ああ!私はこの日にボウイ・チルドレン代表として星屑になってしまう運命なのです(笑)♪
いつもの「sub-culture」での選曲プラス、デヴィッド・ボウイさまのお声が沢山聴けるイベントです。
みんなで楽しく過ごしたいですね~と、SOCIOのマスターが企画してくださいました。

2010年8月20日 (金)
場所:あめりか村SOCIO
18:00~終電で帰れる時間まで
1500yen (1drink別)

DAVID BOWIE NEW WAVE ELE-POP etc.

DJ
slip (socio)
zoe (sub-culture)
mine (sub-culture)
yamaten (velvet moon)
chouchou (velvet moon)

Live
GLAMALAMODE
グラマラモードという女性ヴォーカル(煙ノ夕間ちゃん)のバンドです。
ボウイやT.REXなどのカバーをメドレーで聴けるそうです★

あめりか村 SOCIO
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋21152F
【tel】 06-6213-2060
【fax】06-6213-2061
【e-mail】 music_socio@livedoor.com
http://idea-estate.co.jp/socio/
http://blog.livedoor.jp/music_socio/

※追記事項は随時お知らせさせて頂きます♪

私はこの日はボウイと私が好きなボウイ・チルドレンなNEW WAVEをかけたいと想います!

☆皆様、お気軽にご参加ください。
どうぞ、宜しくお願いいたします☆

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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-20 18:00 | 愉快な仲間たちとのパーティー♪

『望郷』(1937年)監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ主演:ジャン・ギャバン宿命の女:ミレーユ・バラン♪

懸賞 2010年 08月 17日 懸賞

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望郷/PEPE-LE-MOKO
1937年・フランス映画
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ 原作:ロジェ・ダシェルベ 脚本:アンリ・ジャンソン、ロジェ・ダシェルベ 撮影:ジュール・クリュージェ 音楽:ヴィンセント・スコット 出演:ジャン・ギャバン、ミレーユ・バラン、リーヌ・ノロ、リュカ・クリドゥ、ルネ・カール、マルセル・ダリオ

★原題である「ペペ・ル・モコ」とはジャン・ギャバン演じる主人公の名。邦題の「望郷」とは美しい宝石や香水で身を纏ったパリからやって来た美女ギャビー(ミレーユ・バラン)によってペペ・ル・モコの故郷を思慕であり、男と女の運命的な出会いによる哀しいドラマ。パリからやって来て2年のペペ・ル・モコはカスバではボスであった。けれど、このカスバとは、アルジェリアの首都アルジェ郊外の城塞都市。そこはスラム化した町で、訳ありの人たちが流れ着く場所でもあり、ジャン・ギャバン扮するペペ・ル・モコもパリを追われてやって来たギャングだった。カスバは当時はフランスの植民地であったけれど、アルジェリア独立運動、迫り来るナチズムの脅威など暗雲の空気に溢れた時代。重苦しく悲観的な空気と異国情緒が不思議な閉塞感を画面から放つかのよう。カスバとは「砦」という意味を持つという。そんな砦の町は「牢獄」のようでもある。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は「ペシミズム(悲観主義)表現の監督」と呼ばれていたそうで、本国フランスより日本での評価の方が当時は高かったと読んだことがある。

パリの香りを全身から漂わせるギャビー(ミレーユ・バラン)の美しさが私には忘れられない作品で、ミレーユ・バランの出演作品はこの一作しか鑑賞していないのだけれど、美しき宿命の女ギャビーとして永遠なのだ!ペペ・ル・モコはギャビーを追ってパリに出ると決める。それは明日無き恋であり運命の時でもある。成就などするはずはない。ペペ・ル・モコの逮捕の契機を待つスリマン刑事(リュカ・クリドゥ)、情婦イネス(リーヌ・ノロ)の夢と裏切り、少年やライバルたち...皆魅力的である。殊にスリマン刑事とペペ・ル・モコには「追う者と追われる者」ならではの奇妙な友情めいたものがある。この辺りは後々ジャン・ギャバンが見せてくれる「フレンチ・フィルム・ノワール」の幾つもの名作の中で描かれてゆく私の好きなテーマ「男の美学」を見るようである。

ペペ・ル・モコが最後に「...ギャビー!」と叫ぶ声と船の汽笛の音はやはり観る者の記憶に深く焼きつく名場面なのだろう!こうした「メロドラマ」もまた愛してやまない私。ミレーユ・バラン演じるギャビーは「悪女」とは思わないけれど、やはり一人の男(ペペ・ル・モコ)にとっては宿命の女、ファム・ファタルであったと遥か彼方の二人を思い浮かべ、知りもしない異国、時代に夢とロマンを馳せる♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-17 23:45 | 音楽・映画・文学★美しい関係

「ミューズとは我々の夢に最大の影、あるいは最大の光を投げかける存在である。」by ボードレール♪

懸賞 2010年 08月 16日 懸賞

残暑お見舞い申し上げます。

独断と偏見極まりない偏愛をつらつらと綴っております私。まだブログというものを知らない頃に『BRIGITTE』という私の気ままな愛好会用のサイトをVELVET MOON内に作って頂いたことに始まりました。

「ミューズとは我々の夢に最大の影、あるいは最大の光を投げかける存在である。」とシャルル・ボードレールは語った。私はこの言葉が好き。さらにそれらのミューズ達は美しいだけでは無かった。太古の時代からこの現在に至る歴史の中のそんな宿命の女(ファム・ファタル)に魅せられる。時代も国籍も越え、神話や妖精、文学や絵画、映画や音楽に至る私の好きな世界に必ず!存在するそんな女性達とはいったい?という疑問が付きまとう...重ねてゴシックとは?というテーマも未だに追いかけている対象。此処は自分でも綴ってみないと分からない場所。愛読書の「世紀末の夢」(フィリップ・ジュリアン)から多々引用させて頂くであろう。愛するニンフ達の美しいお姿と共に。
(2004年8月8日付)

こんなふうに書き始めたものでした。今も基本は変わりないのですが、もう少し追記させて頂くと、例えば「心に残る映画」をふと想い描くと、次々と浮かぶ美女たち!勿論、格別のお気に入り女優たちの各作品もながら、私のようなお気楽な鑑賞道楽者にとっては「美こそ、すべて!」あるいは「女優ありき!」なのだとつくづく再認識している今日この頃です。音楽も文学もすべて総合芸術として様々な作品やアーティストが連なり合う様はやはり愉しいのです。「宿命の女(ファム・ファタル)に魅せられる」という中にはどうしても「悪女」が付き纏う。人それぞれの「悪女」のイメージがあると思いますが、私が魅せられる「悪女」は美しく知的。性悪女とは違う!けれど、そんな「悪女」の中にも「愛らしい」と想える方も居れば、「とっても恐ろしい」存在も。これらは少女愛好や、私の好きな時代が19世紀であることなどとも大きく繋がっています。ロマン主義的な芳香を愛してやみません。象徴主義から世紀末におけるデカダンス。それらの傍らにはなんとも魅惑的で謎の美女たちが多く存在しているのです。女性とも限らないミューズたち。「ヒロイズム」もまたロマン主義に欠かせないものであるので、1940年代から1950年代のハリウッド産「フィルム・ノワール」から「フレンチ・フィルム・ノワール」の世界を愛する私が居ます。犯罪映画に美女の存在は大きく、娼婦であったり妖婦であったり様々な姿で登場される。ヴァイオレンス描写やアクションはあまり好きではないのですが、記憶に残っている場面の多くは運命に翻弄される男たちであり女たちの美しくも滅びゆく姿であることが多いのです。「男の美学」に憧憬を抱き、また男性社会の中での女性たちのお人形ではない自己、自立という中で描かれる「女性映画」ともリンクしてゆきます。

映画の中の悪女列伝を脳内で描いておりましたら大変なことになっています!なので、少しずつ此方で「魅惑の悪女たち」も映画を主に綴ってゆこうと想います。

真っ先に浮かぶ「魅惑の悪女」・・・シモーヌ・シニョレにジャンヌ・モローなどは作品を挙げると多くなります。『ミザリー』のキャシー・ベイツも美しいとは思えないけれどとっても怖い悪女でした。ロリータもまた悪女であったりします。年代も国籍も問わずですので膨大になりますが、作品としても好きなものを優先しながら少しずつ纏めてゆけたらと想います。
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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-16 03:28 | 未分類

『美女と野獣』(1946年)監督:ジャン・コクトー原作:マダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人)♪

懸賞 2010年 08月 05日 懸賞

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美女と野獣/LA BELLE ET LA BETE
1946年・フランス映画
監督・脚本:ジャン・コクトー 製作:アンドレ・ポールヴェ 原作:マダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人) 撮影:アンリ・アルカン 美術・衣装:クリスチャン・ベラール 音楽:ジョルジュ・オーリック 技術顧問:ルネ・クレマン 出演:ジャン・マレー、ジョゼット・デイ(ジョゼット・デエ)、マルセル・アンドレ、ミシェル・オークレール、ミラ・パレリ

★ジャン・コクトーは大好きなのですが、初めて観たジャン・コクトー監督の映画はこの『美女と野獣』でテレビ放送でのこと。中学生頃の事で、カラー世代ゆえにモノクロームの映像に今ひとつ馴染めないでいたのだけれど、偶然にも近い時期に衝撃的なモノクロ映画に出会うことができた。まだそれらの作品をひとつも取り上げてはいないのでそろそろ(すべてフランス映画)。ジャン・マレーというギリシャ彫刻のような美男の俳優を知ったのもジャン・コクトー作品からである。お話は子供の頃に読んでいたので大筋は知っていたのだけれど、1時間半程の間、テレビ画面に吸い込まれていたように想う。映像の魔術にすんなり魅了されてしまった。その時に1946年の映画だということなんて知らない。そんな古い映画を観ているとも感じず「美」に圧倒された!というしかない。

原作の『美女と野獣』は、イギリスで1757年にマダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人)が『子どもの雑誌』あるいは『子どもたちの宝庫』に纏めたものの中に収められたお話。前年の1756年にフランス語で出版されていたそうだ。ボーモン夫人は1748年から1761年の帰国までの英国滞在、とりわけ子供たちの教育事業に打ち込んでいた時期であり、40冊程の作品を書き上げ、後に傑作と謳われる作品たちは、このロンドン滞在時に書かれたものである。このお話は「妖精物語」とも云える「おとぎ話」。この原作をジャン・コクトーは自ら脚本を手掛け、とんでもなく美しい、幻想的かつ優美な詩的映画として世に出されたもの。

最強のスタッフが揃っていることに今だと気づく。技術顧問あるいは撮影アシスタント的な役割をルネ・クレマンが担当している。あの『禁じられた遊び』を監督する以前の1945年(この年に『美女と野獣』の撮影開始)。また、美女ベル(ジョゼット・デイ)に求婚する乱暴者の青年アヴナン、野獣、王子の三役をこなすジャン・マレー。コクトーはこの美しきジャン・マレーのために構想を練ったと云われるもので、アンリ・アルカンのカメラワークがさらにマレーの美を際立たせている。コクトーはアンリ・アルカンに「画家フェルメールの光の使い方で撮ってほしい」と注文したという。そして、ベルや野獣の豪奢な衣装を始め、神秘的でファンタジックな野獣のお城などの美術担当はクリスチャン・ベラール。以前からコクトーの舞台美術なども担当してきた画家であり、ファッション・デザイナーでもあるコクトーの旧友である。さらに、ジョルジュ・オーリックの音楽も私はいつも相性の良さを感じているお気に入りの音楽家のお一人だし、ベル役のジョゼット・デイの神々しさも焼きついたまま。ジャン・マレーとジョゼット・デイは『恐るべき親達』(1948年)でも再び共演された。

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~魔法がとかれ元の姿に戻った美しい王子役のジャン・マレーです。嗚呼、麗人♪~


私はボーモン夫人の原作もジャン・コクトーの映画も大好きなので、かなりの偏愛作品について今想いを軽く綴っています。ディズニー映画にもなっているし、お話は多くのお方がご存知だと想いますが、映画の簡単なあらすじも記しておきます。

【あらすじ】
三人の娘を持つ商人が旅の途中、無人の古城に迷い込む。庭園のバラの花を摘むと、野獣が現れ、花盗人の命をもらうと脅したが、娘のうち一人が父の身代わりになるなら許すと言う。家に帰って父が話すと、末娘のベルが城行きを志願。会ってみれば野獣は心優しかった。父の病を知って帰宅を望むベルを家に帰し、一週間して戻らなければ悲しみに自分は死んでしまうと言う。一方、ベルを慕うアヴナンは野獣を殺し、その宝を奪おうと森に入る。ベルは魔法の鏡に彼女の不在を嘆く野獣を見て、急ぎ森に帰った。城に侵入したアヴナンは彫像に背中を射抜かれ野獣と変わり、逆に野獣が彼そっくりの王子となった。ベルと王子は見つめ合い抱擁し、そのまま天高く舞い上がり飛んで行った……。(引用:allcinemaの解説より)

(追記)
★「大好きな映画監督VOL.4 ジャン・コクトー:JEAN COCTEAU」を『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、更新いたしました♪


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# by musiclove-a-gogo | 2010-08-05 19:17 | 音楽・映画・文学★美しい関係

大好きな女性写真家★サラ・ムーン(SARAH MOON)♪

懸賞 2010年 07月 24日 懸賞

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★「サラ・ムーン(SARAH MOON)の写真を眺めていると夢の時間を彷徨できる」を『クララの森・少女愛惜』にて

、そして『夢の宝石箱 VOL.2』 「サラ・ムーンの世界を初めて知った頃」を『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、少し綴ってみました♪


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# by musiclove-a-gogo | 2010-07-24 08:02 | 音楽・映画・文学★美しい関係

郷ひろみ『真夜中のヒーロー』(1977年)作詞:小谷夏 作曲・編曲:筒美京平★写真:篠山紀信 ♪

懸賞 2010年 07月 23日 懸賞

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★真夏到来となり私は毎年この季節になるとかなり弱ってしまうのだけれど、心の栄養も得ながらなんとか乗り切りたいと思っています。このブログのタイトルでもある「永遠のアイドル」の筆頭はもちろんHIROMI GO(郷ひろみ)であります。少女時代に軽くタイムスリップできる存在。今日はひろみの1977年の通算第20作目となる『真夜中のヒーロー』を。最初に買ったのは『裸のビーナス』だけれど、その頃は母に買ってもらっていた時期。この1977年頃になるとまだ洋楽に目覚める前で、次のシングルの発売をドキドキしながら待ちわびていた頃。先日のシモーヌ深雪さまとの音楽対談時に、「子供の頃の思い出はいつまでも残っているもの」というお話をさせて頂いた。私は、その頃に最も心トキメクものは少女マンガであり、郷ひろみという存在だった。なので、その頃のひろみの歌や映像、写真などに再会することになると、今もどうしても心が躍る。大人になることにまだ何の抵抗も抱いてはいなかった頃。

この『真夜中のヒーロー』はとっても好きだった。可愛いひろみが少しずつ綺麗に大人っぽくなってゆく。そんなイメージをこの曲の翳りのある歌詞やメロディーと共に抱いたように思う。何を着ても似合うひろみだけれど、このお衣装は今観ても素敵!帽子姿も大好きだし。シングル・ジャケットのお写真は篠山紀信によるもので、主演映画のために髪を短くした頃。下の貴重な映像では少し髪は伸びている。演奏はスーパー・ジェッツ。

イントロも間奏も大好き!歌詞はすべて好きで今も心に響く。

時計の針が ひとつになると
のどが渇くし からだがほてる
迷い子の あゝぼくの青春

・・・・・

だけどごらん あの空が
白みはじめる 夜明けに
薔薇がひとつ開くように
ぼくはきれいになれるね
センチメンタル ブルー


"薔薇がひとつ開くように ぼくはきれいになれるね"というフレーズが私を突き刺したとも云える。このようなフレーズを違和感なく歌える歌手が当時いただろうか!青春の真っ只中は誰もが体験している。甘くて苦い。その少し先には大人への道がぼんやり見え始める...私はこんな時期がたまらなく苦しかった。今だからこそ、この曲の歌詞が当時の私よりもずっとずっと心に沁み入るのかもしれない☆
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→ ●美しいです★郷ひろみ/真夜中のヒーロー 1977年の映像●


※『麗人図鑑 VOL.32 郷ひろみ:HIROMI GO』を更新いたしました♪


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# by musiclove-a-gogo | 2010-07-23 19:22 | 郷ひろみ(HIROMI GO)讃歌

星空サロン 『夢見』 VOL.3 in あめりか村SOCIO ♪

懸賞 2010年 07月 17日 懸賞

星空サロン 『夢見』 VOL.3 in あめりか村SOCIO

2010.7/17 (sat)

Open:23時~5時
ADD/2000<1D>
DOOR/2500<1D>

道を歩けばギラつく雑踏耳障るノイズ.
見つけた扉開いてごらん.
こちら一夜のロマンチック.
星降るお部屋においでませら.

■CAST■

・GuestLive・
血と薔薇:
JET PEPPER TOWER、MAGIER SEXALICE、ALICE IN BATCAVEといったバンドでベースをプレイする傍ら、2009年より久々のソロ活動を再開。
シモーヌ深雪、アリスセイラー等と共演を果たす。
昭和歌謡とニューロマンティックを融合し本物の贋作を目指す。

・GuestDJ・
シモーヌ深雪 (SIMONE FUKAYUKI)
怪奇と官能と愛の不毛をこよなく愛するシャンソン歌手。
また、1980年代より活動しているドラァグクイーンの一人。
デウス・エクス・マキナ的手法を用いたステージングアクトは、正統派ロマンティシズムとアンチリアリズムの信条に裏打ちされ、観る者全てに其かの鮮烈な印象を残す。
他に、パーティーオーガナイザー、ステージディレクター、コラムニスト、モダンホラー研究家などの顔を持つ。
DJ LaLaと共にオーガナイズするエンタテインメントパーティー“Diamonds Are Forever”は、去年末に20年目を迎えた。
(現在は京都CLUB-METROのレジデンツパーティーとして、月末の金曜日深夜に開催中。)

・FetishCollabolationLive・
WitaSexAlice×sion★akihabara
「耽美かつ退廃的なフェティッシュショウは唯一無二の存在」
がテーマの彼女たちが奏でるショー構成にぶっつけサウンドトラック空間演出DJ。
http://wita-sex-alie.com/

・音楽対談・
シモーヌ深雪&chouchou
この度大御所二人に当空間にて流れる音楽についてお話いただきます。
初心者マニア関係なく。
音楽好き必聴。
ファン必見。

・DarkCabaretLiveShow・
秋葉原紫音
キラキラ耽美ロマンティストが贈る。
哀愁のダークキャバレーショーライブ。
http://www.myspace.com/sionsdarkcabarett
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8175627

・LiveArt・
gaimon
genome

・DJ・
VELVET MOON
http://www.velvet-moon.com/
Sense-
sion★akihabara

・写真展示・
U.TAKESI

・DreamingDolls・
夢子
一夜

・booth・
PANDORA
http://pandola.dayuh.net/index.html

【次回星空予告】
~SOCIO★091823:00~
前売りチケット問い合わせ先
心斎橋SOCIO
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-11-5-2F
【tel】 06-6213-2060
【fax】06-6213-2061
【e-mail】 music_socio@livedoor.com
http://idea-estate.co.jp/socio/
http://blog.livedoor.jp/music_socio/
又はCastまで.

☆畏れ多いのですが、シモーヌさまとのコーナーも!大御所はシモーヌさま!私はただのミーハーですが、この対談今後も続くかもとのことです。そうそう、「紫音ちゃんもご一緒に!」と嘆願してみますと「私は前で聞いています(笑)」ですって♪既に夏バテなのですが、体調を整えて微力ながらイベントのお役に立てればとお受け致しました。でも、絶対に緊張しますのでダメダメだと思いますが、どうか見守っていてくださいね☆

どうぞ、宜しくお願いいたします♪

★最新記事の下に広告が入るようになったようです。私は無料会員なので我慢しなくてはなりません。有料会員様は広告が入らないそうです(ガクン)。

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# by musiclove-a-gogo | 2010-07-17 23:00 | 愉快な仲間たちとのパーティー♪

『ベニスに死す』★映画と原作が混同記憶の私。そして、『BRIGITTE通信・美とロマンの憂愁庭園』を開始♪

懸賞 2010年 06月 10日 懸賞

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★私にとってルキノ・ヴィスコンティ映画は欠かせないもので、やはり「美少年」としての世界中の俳優がスクリーンにそのお姿を刻んできたとは云え、やはり『ベニスに死す』のタジオ(タッジオ)を演じたビヨルン・アンドレセンのお美しいお姿を超えるものはないと思うことに変わりはないようです。

映画の方はもう何回観ただろう...観る度に想いが深くなるのだけれど。久しぶりにトーマス・マンの『ベニスに死す』を読みたくなって再読していた。やはり好きなあの場面も変わりなく...しばし私の心はここから離れてしまったかのようだった。
家庭教師か話相手かの役をする一人の女に監督されながら、籐の小卓のまわりに集まった、大人になりかかりの連中の一団がある。十五歳から十七歳までらしい三人の少女と、十四歳くらいに見える髪の毛の長い少年である。アッシェンバッハはその少年が完全な美しさを持っているのを見て驚愕した。蒼白く優雅にむっつりしている顔は蜂蜜色の髪にとりかこまれ、鼻筋は通り、口は愛らしく、優美で神々しいきまじめさをたたえていて、最も優れた時代のギリシャ彫刻を思わせるが、きわめて純粋な形式的完全性にもかかわらず、まことに比類なく個性的な魅力を持っているので、いまそれを眺めているアッシェンバッハは、自然のなかにも造形芸術のなかにも、これほどりっぱにできあがったものはいまだかつて見たことがないと信じたのである。 - トーマス・マン『ベニスに死す』より -

※上記関連:『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、私の主宰いたします小さな愛好会『BRIGITTE』も少しずつ活動再開してゆこうと思います。こちらのブログと『クララの森・少女愛惜』に綴ったものの中で、さらなる私の愛する世界の拙い綴りになるかと思います。いつか、また冊子にしたいとも思ってもいますので、どうか『『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』の方へもお気軽にお喋りなどにお越しくださいね。よろしくお願いいたします♪

(追記)凄いです!サイドバーに居ります「うさちゃん」が「ビヨルン・アンドレセン」と喋りました!今までは一つの単語だけだったのですが、私の長年の永遠の美少年★ビヨルンへの気持ちが伝わったのでしょうか♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-06-10 22:49 | 音楽・映画・文学★美しい関係

プラスチック・ベルトラン(PLASTIC BERTRAND)『CA PLANE POUR MOI(恋のパトカー)』(1977年)♪

懸賞 2010年 06月 01日 懸賞

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★プラスチック・ベルトラン(PLASTIC BERTRAND)のデビュー曲にして世界的大ヒットとなった『Ca Plane Pour Moi』。1978年の1stアルバム『AN 1』にも収録されていますが、先にシングル盤としてベルギー、フランス、ドイツ等で発売。正しく、時代の寵児的に彗星の如くポップ・シーンへ登場したようです。ポップなロックンロール・ナンバーで時代がパンク旋風という中でなんともユニークな存在だったと想像します。

プラスチック・ベルトランとはロジェ・ジューレ(ロジャー・ジューレー)という男性アーティスト。1958年に、フランス人の父親とロシア人の母親の間に生まれたベルギー(ブリュッセル)出身のお方。ファッショナブルでどこかキュートな明るいキャラクターは一躍アイドルに!その後、ダリダの『BAMBINO』のカバー曲などもヒットさせていて、今も現役で活動されています。『フランスの郷ひろみ』とも云われていたそうです。そんな風にお聞きするとますます好きになります。とにかく、"ポップ!"です。フレンチ・ニュー・ウェイヴともパンクともカテゴライズされますが、『Ca Plane Pour Moi』はフランス発世界ヒット曲のポップナンバーであり、シングル曲以外の楽曲もどれも愉しいのです。プラスチック・ベルトランはやはりポップ・バンドを極めているとアルバムを聴いて想えます。アメリカでも大ヒットしたらしく、当時ビルボード及びキャッシュボックス共に登場。日本では1979年になってシングルが発売されました。邦題は『恋のパトカー』でした。別にコミック・バンドでもないのですがこの明るさは何だろう!?と同時期の英国ではセックス・ピストルズや・ザ・クラッシュ等のパンク・ロック勢の眼差しや楽曲とはフィールドが違いすぎます。これも時代とお国柄であるので世界中に色んな素敵な音楽があって素晴らしいな、っと想うのです♪



プラスチック・ベルトラン(PLASTIC BERTRAND)作品★(RECORD&CD SHOP VELVET MOON) ← にて 取り扱っております。どうぞ、無料の会員登録もお願いいたします。プラスチック・ベルトランも含め、他の未登録作品が多数ございますが毎日更新しております。また、私宛への伝言等がございましたら、お気軽に「お問い合わせ」よりください。宜しくお願いいたします♪

※このブログ内で飼っておりますペットのうさちゃんですが、お友達がクリックすると言葉を喋ると教えてくださいました。早速、クリックしてみますと、最初に喋った言葉は「オタク」でした...何故?とこの仕組みは謎めいておりますが愉しいです。更新ちゃんとしないと弱ってしまうと困るので、少しでも出来るだけ何かメモしてゆこうと想います。
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# by musiclove-a-gogo | 2010-06-01 11:57 | シャンソン・フランセーズ

仮想ペットのうさちゃんがやって来ました☆よろしくお願いいたします♪

懸賞 2010年 05月 21日 懸賞

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★chouという木を育てているのですが(このブログのサイドバーにて)、少しずつ成長しています。でも、まだまだ木になるには年月が必要です。孤独なオタクびとのようですが、本日よりまたまた仮想ながらペットを飼うことにしました。なかなか実家に帰れないので愛犬にも会えません。時々甥に電話すると聴覚凄いので私の声が分るらしいです。嬉しくワンワンと言ってくれますがなかなか会えない...。

このうさぎちゃんのお名前は「うさちゃん(usachan)」です。うさぎは小学校の校庭の隅で飼われていたのですが、ある日悲劇が起こり、目撃してしまった私はちょっとしたトラウマがありました。時を経て、高校生の修学旅行でスキーに行きました折に、リフト(だったですよね?)に乗って移動するのが怖くて怖くて!私は高所恐怖症で、閉所恐怖症という難儀な体質です。でも、先生に乗るように言われガクガクブルブルしながら長い距離を。出来るだけ下を見ないようにしていたのです。すると、右前方にぴょんぴょんと跳ねる野うさぎを発見!真っ白な雪の中でとても可愛いのでした。そのうさぎを見ていると少し怖くなくなり乗り切ることができました。恩人のように思えたのです。それからはそのトラウマは随分解消されてゆき今は平気です。お友だちで、本当にうさぎちゃんを飼っているお方も居られるのでお話をお聞きするのも好きです。

よく分かりませんが、このブログを書くことで成長してゆき、なんと!言葉を覚えるそうです。本当でしょうかね...覚えたらどうなるのか?も分らないのですが、まあ楽しみです。

今夜は某所に出張DJで行って参ります。yamatenとマッチ君とご一緒に。なので、CDを選ばなくてはなりませんし、作業も早くしなくてはなりませんが、朝からマイク・オールドフィールドを聴いていました。私はレコードの音がやはり好きなので、レコードで聴いていました。また、そのアルバムのことも♪

(追記)
★サイドバーの「usachan」の下に表示される広告と私はまったく関係ございません。自動的に表示されるようです。紛らわしいので嫌ですが無料でお借りしているパーツゆえ、ご了承ください♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-21 10:07 | 未分類

アンドレア・パーカーのガーリッシュ・ヴォイスが大好き!★『MELYS』ウェールズ出身のバンド♪

懸賞 2010年 05月 17日 懸賞

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★土曜日の『星空サロン 夢見 VOL.2』も楽しく終え、昨日はまったくお仕事していないという有様ですが、今日からまた頑張らねば!と。イベントでかけさせて頂いた曲たちは『耽美』かつ『夢見』ということで私なりの好きな楽曲たちを。今回はシャンソンやフレンチポップスが前回よりも多かった気がしますがジャンルは結構色々でした。意外なアーティストの或る一曲が私にはとっても『耽美』であることも多いのです。

音楽は大好きなのであまりジャンルに束縛されずに聴く性質ながら、優先順位のようなものはあり、どうしても『女性ヴォーカル』には弱く点も甘いです。そして、バンド形態のサウンドでもヴォーカルが女性であったり男女混声であったりすると、やはり気になります。たおやかなヴォイスも好きですが、ドリーミーなキュート・ポップ、可憐なガーリー・ヴォイスは大好きです。当店の在庫を少しばかり整理していたのですが、インディーズ多いのです!メインストリームもローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイ、ケイト・ブッシュやエンヤ、エディット・ピアフやイヴ・モンタン、バルバラやブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディやセルジュ・ゲンスブール、シルヴィー・ヴァルタンやジョニー・アリデイ、ミレーヌ・ファルメールやエチエンヌ・ダオ...と主要なアーティストは毅然とあるのですが、インディーズもの多いのです。なので、今後はいまだにCD化もされていないような「さり気なく名盤」としてのひっそり隠れた名曲たち(私の独断ですが)、メジャーに移籍前の曲など...個人的に好きなアーティストや曲たちも此方で取り上げてゆこうと想います。

そこで、MELYSという英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)のウェールズ出身の男女バンド。1996年にデビューしており現役で活動中。初期はゴーキーズ・ザイゴティック・マンキやスーパー・ファーリー・アニマルズの在籍でファンの皆様はご存知だと想いますが「ANKST」というウェールズのインディー・レーベルからもリリースしていたバンド。何が好きかと云うと、ヴォーカリストの女性アンドレア・パーカー嬢のお声が実に愛らしくスウィートで安堵するのです。サウンドもどこかミステリアスなドリーミー・ポップ(初期の方がユニークに想えます)!このアンドレア嬢はルックスも可愛いのですがジャケットでは判らないのです。なので、上にお写真を掲載させて頂きました。右側に写っている大きな男性はかのジョン・ピール氏です。そこではアンドレア&ポール・アダムスと記されていたのでこのお二人はご夫婦になられたのかもしれません(勉強不足で定かではないのですが)。サウンドの要はこのポール・アダムスが担っていると云えそうです。ウェールズ語で歌われる曲もあります。ウェールズはケルト圏に属しますが、アイルランドやスコットランドのゲール語ではなく、公用語は英語とウェールズ語。このMELYS(メリーズ)のウェールズ語の意味は英語のSWEETの意味を持つそうです。そんなバンド名にピッタリのスウィート・ヴォイスのアンドレア嬢。甘過ぎず、まったく力みの無いふんわり感がデビュー時から好きでしたが、あまり売れませんでした。下の動画はウェールズのテレビ用のものみたいです♪



MELYS作品★(RECORD&CD SHOP VELVET MOON) ← にて取り扱っております(未登録在庫も順次に)。無料の会員登録もお願いいたします。未登録作品が多数ございますが毎日更新しております。また、私宛への伝言等がございましたら、お気軽に「お問い合わせ」よりください♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-17 07:44 | ガールズ・ポップ★洋楽

『星空サロン 夢見』 VOL.2 @あめりか村SOCIO

懸賞 2010年 05月 15日 懸賞

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星空サロン 夢見

2009/5/15
開場:23時
ADD/2000<1D>
DOOR/2500<1D>

Cast

・GuestLive・
Degurutieni
コントラバスとガラクタとダミ声で赤く浮かび上がる奇怪な夢の一幕の様
な世界をつくるムードメーカー 去年秋にはニューアルバム「mad
alone」を、引っさげ約二ヶ月のベルギーフランス30ヵ所のツアー
も盛況に終え 大阪とヨーロッパを浮遊する 愛と麻薬を歌う
音楽はまるで毒薬のレシピ
百聞は一見にしかず
myspace/degurutieni

・OpeningFetishCollabolationLive・
WitaSexAlice×sion★akihabara
「耽美かつ退廃的なフェティッシュショウは唯一無二の存在」
がテーマの彼女たちが奏でるショー構成にぶっつけサウンドトラック空間演出DJ。
http://wita-sex-alie.com/

・DarkCabaretLiveShow・
秋葉原紫音×のぁ~る姉妹

秋葉原紫音
キラキラ耽美ロマンティストが贈る。
哀愁のダークキャバレーショーライブ。
http://www.myspace.com/sionsdarkcabarett

のぁ~る姉妹
art+music×hungry*kirakira..。
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・LiveArt・
gaimon
genome

・DragQueenShowTime・
Rafflesia
らふれの夢は夜ひらく。
シュールで摩訶不思議なラフレシアWorldを展開。
Drag Vegas, ACME主宰

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VELVET MOON
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PANDORA
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【次回星空予告】
SOCIO★71723:00

前売りチケット問い合わせ先
心斎橋SOCIO
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋21152F
【tel】 06-6213-2060
【fax】06-6213-2061 
【e-mail】 music_socio@livedoor.com
http://idea-estate.co.jp/socio/
http://blog.livedoor.jp/music_socio/

又はCastまで.

★秋葉原紫音ちゃん企画のイベント『星空サロン 夢見』の第2回目。今回も私はchibinova君たちとVELVET MOONとしてDJ参加。耽美かつロマンティックな選曲ということで、実に楽しいのです。あまり乗りの良い曲は私はかけないのですが、好きな美しい楽曲たちをと思います。CDしか使用できないのでCD化されていない楽曲は無理ですが、かける曲たちは大抵VELVET MOONで取り扱っております。前回もお問い合わせくださったお方が居られ嬉しかったです。素敵な夜をまったりと好きな人たちと好きな空間で過ごせるので今回も頑張ります♪

皆様、どうぞお気軽にお越しくださいね。気取ったイベントではなく「夢見」なイベントです。前回も私はとっても心地良い疲労感で始発で帰宅したのですが、あの感覚が好きです。体は疲れていても心は穏やか...そんな感じでした。なので、今回も楽しみです!デグルチーニのライヴも必見です☆
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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-15 23:00 | 愉快な仲間たちとのパーティー♪

『ピエール・エ・ジル(PIERRE et GILLES)写真集』★中でもお気に入りのリオとジュリー・デルピー♪

懸賞 2010年 05月 12日 懸賞

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★ピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)の美麗なフォトブックを眺めていました。ピエール&ジルともピエールとジルとも呼ばれているお二人で、ピエール(ピエール・コモワ)が写真を撮り、ジル(ジル・ブランシャール)がペインティング等の加工をするという二人組。このお二人のウェディング写真など、愛らしくて毒気もある、正しく「キッチュ」な世界が全編を覆っています。私の好きなアーティストが多数登場されるので贔屓目いっぱいです。1976年からの活動なので30年以上のキャリア。初期の作品を拝見してもまったく古くない。独特の色使いやコスチューム、宗教的なテーマ、ゲイ・カルチャーが音楽や映画など様々なアートと融合して生まれる美しき芸術作品たちにうっとりします。

上のお二人はリオ(LIO)の1991年とジュリー・デルピーの1992年モデル作品で、中でもとても好きなものです。マーク・アーモンド、ミカド、ニナ・ハーゲン、ジャン=ポール・ゴルチェ、エチエンヌ・ダオ、マリー・フランス、カトリーヌ・ジュールダン、パロマ・ピカソ、マイケル・ジャクソン、ボーイ・ジョージ、クロード・フランソワ、カトリーヌ・ドヌーヴ....と錚々たる顔ぶれですが、まだ少女時代のエヴァ・イオネスコ、そして、菊池桃子、サンディーなども綺麗です♪

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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-12 08:01 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『オルランド』 監督:サリー・ポッター 主演:ティルダ・スウィントン 歌:ジミー・ソマーヴィル♪

懸賞 2010年 05月 11日 懸賞

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オルランド/ORLANDO
1992年・イギリス/ロシア/イタリア/フランス/オランダ合作映画
監督・脚本:サリー・ポッター 製作:クリストファー・シェパード 原作:ヴァージニア・ウルフ 撮影:アレクセイ・ロジオーノフ 美術:ベン・ヴァン・オズ、ヤン・ロールフス 音楽:デヴィッド・モーション、サリー・ポッター、ジミー・ソマーヴィル
出演:ティルダ・スウィントン、シャルロット・ヴァランドレイ、ヒースコート・ウィリアムズ、ロテール・ブリュトー、ジョン・ウッド、ビリー・ゼイン、ジミー・ソマーヴィル

★何からお話したら良いのだろう...もう、全てが大好き!そんな幸せな映画。男性から女性に変わった主人公オルランドが、「同じ人間。何も変わらない、性が変わっただけ」と語る。サリー・ポッター監督はさらに天使がオルランドを迎えに来るという夢のような結末で描いている。原作はヴァージニア・ウルフの『オーランドー』。それを監督が何度も読み返しては書き繰り返したという。そして、主役のオルランド役にはこのお方しかいないだろう!というティルダ・スウィントン!この中性的な性別を超えた美しい存在。さらに400年もの時空をも軽く超えてしまう。何を着ても素敵なティルダですが、この映画の楽しさのひとつに各時代の様式がお衣装などでも堪能でき嬉しい。ルネサンス~バロック~ロココ~ヴィクトリア時代。このようなコスチューム・プレイの楽しみもあるので文芸や歴史劇が好きなのかも。エンディングの歌では、ジミー・ソマーヴィルとサリー・ポッターがデュエットしている。この曲『COMING』がまた幸福感を倍増するのだ。両性具有という言葉、あるいはアンドロギュヌスについて興味があり調べたりした時期があったけれど、今もこういうテーマは異常に好きなよう。何故だろう?まぁ好きなのだからいい。ヴァージニア・ウルフについても触れたいけれど、またの機会に。でも、ちょっと澁澤龍彦氏のお言葉を追記させていただこう♪

「そもそも、天使は男性であるか女性であるか。― しかし、今日では、この疑問には明確な答えを提供し得るはずであろう。すなわち、天使は男性でもなければ女性でもなく、第三の性、一箇のアンドロギュヌス(両性具有者)にほかならないのだ、と」 
澁澤龍彦 『夢の宇宙誌』より


※ジミー・ソマーヴィルというとファルセット・ヴォイス!そしてゲイであることを公言されているお方であり、80年代からブロンスキー・ビート~コミュナーズ(相棒はリチャード・コールズ)~ソロ活動と現在も独自の表現活動をされている。良い曲多いのですが好き嫌いの分かれるお方のようでもあります。それも個性ゆえ!最近のポップ事情には疎くなっていますが、80年代育ちの私としましては、80年代の男性デュオ(ユニット)って多かった気がします。それもゲイである方が多く、ジミー・ソマーヴィルは早くから歌の中でその問題を取り上げて来られた。今現在よりもクローゼットされていたあの時代に、と思うとますますジミー・ソマーヴィルは勇気と才能に恵まれた稀有なるアーティストのお一人に思えます。このお声を聴いていると心がほっこりするのはやはり美しいからでしょうね♪

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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-11 02:18 | 音楽・映画・文学★美しい関係

ルネ・シマール(RENE SIMARD)『ミドリ色の屋根』(1974年)★微かな記憶の日本語で歌っていた美少年歌手

懸賞 2010年 05月 09日 懸賞

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★竹宮恵子さまもお好きだと仰っていたというルネ・シマール(René Simard)君という少年歌手を思い出しました。最もヒットしたのは『ミドリ色の屋根』(1974年)のようだ。何故か、私もこのシングルを持っている。長い間聴いていなかったけれど、何でもある恐るべしYouTubeでも聴ける。そして、初めて観たのだけれど、東京音楽祭に出演された折の映像まで!マッシュルームなブロンドの髪、そばかすの少年なお顔ばかり記憶していたので、意外とぽっちゃりされていたのだなあっとか、歌が上手いなあ~と再認識していたところ。フランス人だと思っていたけれど、1961年のカナダ生まれだそうだ。『ミドリ色の屋根』の頃は13歳頃だったのだ。微かにテレビで観た記憶と可愛い少年歌手だったという思い出がこうして不意に蘇るのだから不思議。

『小さな生命』というシングルもジャケットが可愛いかった。いつ頃まで日本で活躍されていたのかよく知らないけれど、この頃のフランス盤のシングルも持っているのでまた聴いてみようと思う。日本語で歌われる『ミドリ色の屋根』の歌詞は今の私の方が相性が良い。綺麗なお声で悲しくも美しい歌詞。J-POPと歌謡曲の違いって漠然とある。すっかり私は歌謡曲時代で邦楽はほぼ停止状態だけれど、近田春夫さんもやはり歌謡曲が好きだそうで、口先で歌えるのが良い、と。そうそう!こんな私でも昭和の歌謡曲を聴くと覚えているのだから!郷ひろみの『恋の弱味』を再び聴いてからこの数日というもの、脳内でリピートの嵐!子供の頃から好きだった曲たちって、私の成長と共に再生回数も増え続けてゆくのだから、どうしても70年代の歌謡曲には格別な想いを抱くみたい。洋楽や洋画、次第にヨーロッパの作品を主に鑑賞するようになったけれど、いつまでも色褪せない歌は人それぞれにあるだろう。でも、日本語の優美さ、詩情というものは温故知新を痛感する。今のものを否定する気持ちは無いのだけれど、私の心が安堵するものは何故か「昭和」となる...なので、かなり同世代の友人たちともズレが生じていて苦笑することも多いけれど、それも愉快かな♪




(追記)
★ルネ・シマール君は第3回東京音楽祭でカナダ代表としてグランプリ受賞!「フランク・シナトラ賞」って、何だろう...と思っていた。この大会でのゲスト審査員としてフランク・シナトラが居られたそうだ。エントリー曲は『ミドリ色の屋根 Non Ne Pleure Pas(泣かないで)』。なので、フランス語~日本語で歌われた。ライヴでこの歌唱力!パパの居なくなったママの哀しみ。健気な息子の母を思う心。ぼくがしあわせをあげる...と胸を打つ名曲!この曲がグランプリを受賞できた時代が私はどうしても好き。色々な思い出たちが共に蘇る。もう戻りはしない時だけれど、心であの時が頁を捲り思い出たちを綴る。ノスタルジーばかりじゃ生きてゆけないと知っている。でも、ノスタルジーが必要な時もある。時間は止まらないけれど、往来する。生まれる前の彼方までゆくことだってできる...私は楽の調べさえあれば生きてゆけるとさえ思えるのだから不思議♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-09 06:44 | 昭和のアイドル・歌謡曲・TV曲

『風と木の詩 sanctus -聖なるかな-』 監督:安彦良和 原作:竹宮恵子 (1987年)♪

懸賞 2010年 05月 09日 懸賞

風と木の詩 sanctus -聖なるかな-
1987年・日本映画
監督:安彦良和原作・監修:竹宮恵子 絵コンテ:安彦良和 作画監督:神村幸子 美術監督:石川山子 撮影監督:高橋明彦 音楽:中村暢之 音響監督:千葉耕一 声の出演:佐々木優子(ジルベール・コクトー)小原乃梨子(セルジュ・バトゥール)榊原良子(アリオーナ・ロスマリネ)塩沢兼人(オーギュスト・ボウ)竹村拓(パスカル・ビケ)柏倉つとむ(カール・マイセ)

ジルベール・コクトー わが人生に咲き誇りし最大の花よ・・・ 遠き青春の夢の中 紅あかと燃えさかる紅蓮の炎よ・・・ きみは、わがこずえを鳴らす 風であった 風と木の詩がきこえるか 青春のざわめきが おお 思い出す者もあるだろう 自らの青春のありし日を・・・

c0222662_5504611.jpg★寺山修司も絶賛された竹宮恵子作品というと欠かせない『風と木の詩』。私は連載時の途中からがリアルタイム。その頃の私は彼等の年齢より下だったけれど、不思議なくらいに違和感なく読み進めていた。後に、このアニメ化された映画をある友人と一緒に観たのだけれど、彼女は好きでも嫌いでもない...という感じだった。語った言葉が印象的で「ジルベールって女の子にしか思えない」と。面白い。女の子のような男の子でも、男の子のような女の子でも私は性別を意識しない。これはいつの間にか自然とそう感じるようになったこと。でも、私は今も作品で描かれる世界を少女世界に置き換えて観ているのかもしれない、まったくの無意識の中で...とも思う。また、これまで多くの冷やかしや偏見の眼差しで私の愛する世界を笑い飛ばす言葉たちに、笑い返してはいたけれど私の心は悲しかったのだろうとも。男の子も女の子も同じく儚い刻を過ぎ行く。淡い想いを他者に抱くあの気持ちは誰だってあるだろう。私にもある。女の子であった。大好きな仲良しの同級生であった。高校が離れるまで...。理解されないお方も多いだろう。いくらここまでボーイズラブという世界が市民権を得た今も。何かが違う気がする。私は限られた作品しか知らない。少女マンガが大好きだったことは誇りにも想う。けれど、早くに映画や音楽へと比重は大きく傾いて行き今に至る。すべてが私の大切な思い出たちであり記憶である。そして、今もこの作品を思い出すことで考えることが色々ある。歳を重ねる中でどうでもいい薀蓄も積もる。そんな「どうでもいいこと」が大切でたまらない!マンガが文学より劣ると安易に語るお方やそのような先入観を自然と持たれているお方も多い。私には優劣などない。美しい絵が沢山頁を彩りお話が進む。その原作が映画になると美しい絵は動き、語る言葉や音楽も一緒。頁を捲り読み進めてゆく愉しみとはまた異なるもの。

このアニメ映画は僅か1時間程のもの。原作の最初の方のお話。セルジュの回想から始まる。そして、美しい音楽の調べは彼等の儚き刻を印象つける。幼き日のジルベールの微笑み。あの声。あの走る姿...もう戻り来ることのない時間。個人差はあれど、男の子も女の子にもある。今、立派な大人になっている人々にだって...。

※14歳のジルベールとセルジュ。私はあまりアニメに詳しくないので声優方のお名前も知らない。けれど、セルジュのお声があの「のび太君」だとはわかる。「白い王子」ことロスマリネも好きだったと懐かしく回想しながら、何故か物悲しい風が私をよぎるかのよう。聖なるものと邪なるもの。その狭間を想う。私の好きな世界はどうもその境界を漂うものが多いようだ。故に、考えることばかり、何故?と疑問ばかりで生きているのだとも想う♪
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# by musiclove-a-gogo | 2010-05-09 05:44 | 音楽・映画・文学★美しい関係

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