カテゴリ:音楽・映画・文学★美しい関係( 69 )

懸賞 懸賞

『耳に残るは君の歌声』少女フィゲレ~ビネッテ・シュレーダー★美しく幻想的な絵などを更新いたしました♪

懸賞 2010年 10月 19日 懸賞

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『クララの森・少女愛惜』にて、以下の更新をいたしました。

『耳に残るは君の歌声』少女フィゲレ(クローディア・ランダー=デューク)スージー(クリスチナ・リッチ)
『砦の町の秘密の反乱』 著:ニーナ・ボーデン★12歳の少女ジョーの垣間見た異国での秘密の革命
『クララからの手紙』著:トーベ・ヤンソン★短編集の中の少女たちはトーベ・ヤンソンの少女時代を想わせる
ビネッテ・シュレーダー(BINETTE SCHROEDER)★美しく幻想的な絵と矢川澄子さんの素敵な翻訳に魅せられて
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by musiclove-a-gogo | 2010-10-19 23:04 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『金髪のエックベルト』ルートヴィヒ・ティーク★ベルタの少女時代の回想と悪夢への変貌他更新致しました

懸賞 2010年 10月 11日 懸賞

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★ちょっと、此方の更新をさぼってしまっていますが、気長に続けるつもりです。

10月に入り、『クララの森・少女愛惜』等でいくつか更新いたしました。
『金髪のエックベルト』 著:ルートヴィヒ・ティーク★ベルタの少女時代の回想と悪夢への変貌
『二人の姉妹(THE TWA SISTERS)』あるいは『クルエル・シスター(CRUEL SISTER)』 画:ジョン・ファエド
※関連記事:『PENTANGLE/CRUEL SISTER』
『フィオナの子守歌』★遠い海の記憶・妖精のささやき 映画『フィオナの海』のサントラより
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『さすらいのジェニー』著:ポール・ギャリコ訳:矢川澄子★ピーター少年と雌猫ジェニーの純愛ファンタジー
サントラも素晴らしい★ 『ロシュフォールの恋人たち』 音楽:ミシェル・ルグラン(MICHEL LEGRAND)♪
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※関連記事:サントラ 『ロシュフォールの恋人たち』 音楽:ミシェル・ルグラン(MICHEL LEGRAND) そして、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル三部作とクリスチャンヌ・ルグランの歌声の素晴らしさ♪
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by musiclove-a-gogo | 2010-10-11 10:16 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『恐怖のメロディ』(1971年) 監督・主演:クリント・イーストウッド 悪女イブリン:ジェシカ・ウォルター

懸賞 2010年 09月 07日 懸賞

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恐怖のメロディ/PLAY MISTY FOR ME
1971年・アメリカ映画
監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 共同製作:ジェニングス・ラング
原作:ジョー・ヘイムズ 脚本:ディーン・リーズナー、ジョー・ヘイムズ
撮影:ブルース・サーティース音楽:ディー・バートン
出演:クリント・イーストウッド、ジェシカ・ウォルター、ドナ・ミルズ、ジョン・ラーチ、ドン・シーゲル、ジャック・ギン、アイリーン・ハーヴェイ、ジェームズ・マクイーチン、クラリス・テイラー

★「銀幕の悪女」として色んな女性たちを思い浮かべてみる中で、「怖かった!」という印象がとても強く残っている映画に『恐怖のメロディ』があったので、久しぶりに先日観直してみた。やはり、怖かった!今回で2度目の鑑賞。初めて観た折はクリント・イーストウッドの監督作品(第一作目)だということも知らなかった。クリント・イーストウッド扮するデイヴは人気DJでプレイボーイだという設定。デイヴのラジオ番組は視聴者からリクエストを電話で受けることができる。いつも『ミスティ』をリクエストしてくる女性イブリン(ジェシカ・ウォルター)と出会うことになり一夜を共にしてしまう。デイヴにはトビー(ドナ・ミルズ)という大切な女性がいるのだけれど、ほんの軽い気持ちでこのようなことは行っていた模様。あまり、そんな感じは受けないのだけれど...。まあ、このような軽はずみな事が発端となり事件を招くことは多分にあるだろう。このイブリンはもうすっかりデイヴの彼女(デイヴは私のもの!)といった気分。そんなつもりではなかったデイヴは困惑する。けれど、このイブリン!異常なまでのストーカー行為を重ね始める。次第にエスカレートしてゆく様がとにかく怖い!この1971年という時代にこのようなテーマの映画は無かったそうなので、パイオニア的作品なのだ。

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イブリン扮するジェシカ・ウォルターはチャーミングな女優さまなので好き。クリント・イーストウッドというと男性ファンも多いある種のヒーロー像を築き上げたお方だと想う。けれど、私は多くのそれらのファンの方々とやはりズレているようで、私が好きなクリント・イーストウッドは荒野の用心棒でもハリーでもなく、このような何か女性(時には少女)に対する屈折したものを感じさせる作品のイーストウッドが気になって仕方がない。きっと、何かあるとしか思えない。好きな作品ベスト3は『白い肌の異常な夜』と『恐怖のメロディ』と『タイトロープ』かなって想う。出演されていないけれど、監督作品では『愛のその風』(ウィリアム・ホールデンが素敵!)も大好きな作品。このベスト3に挙げた作品たちはどれも異常心理の世界で、最初の2作品では主役のクリント・イーストウッドが女性(『白い肌の異常な夜』では複数の)に犯される。結構愉しんでその役を演じているのではないだろうか...と不謹慎な想いを抱くほど何か変なのがよい。どこか掴み所がないような気がしている。長身でハンサムで優しい佇まいなので、このような被害者役も絵になってしまうのだろう。そうそう、荒野の用心棒やガンマン役ならば、イタリアのジュリアーノ・ジェンマやアメリカのバート・ランカスターの方が好きです。

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トビー役のドナ・ミルズもとても可憐な女優さまでほっこり。SFXや大袈裟な効果音なども全く無しの恐怖映画。役者の演技力、殊にイブリン役のジェシカ・ウォルターの迫真の演技は凄いと想う。ドキドキして最後まで観終えたのだけれど、終盤のトビーの新しい同居人が名前をアナベルと変えてのイブリンであった時も「やっぱり!」と想った。何がかというとイーストウッドの屈折した女性感のようなものを垣間見たという感じ。推理力は貧弱の私は幸運なことに最後まで作品を楽しむことができる。けれど、この「アナベル」が「イブリン」であるだろうと予想はついた。そして、そのアナベルとはエドガー・アラン・ポーの『アナベル・リー』からの引用である謎の言葉も♪
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by musiclove-a-gogo | 2010-09-07 19:14 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『テナント 恐怖を借りた男』 監督・主演:ロマン・ポランスキー原作:ローラン・トポール『幻の下宿人』

懸賞 2010年 08月 27日 懸賞

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テナント 恐怖を借りた男/LE LOCATAIRE
1976年・フランス/アメリカ合作映画
監督:ロマン・ポランスキー 製作:アンドリュー・ブラウンズバーグ 
原作:ローラン・トポール 『幻の下宿人』 脚本:ロマン・ポランスキー、ジェラール・ブラッシュ 
撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:フィリップ・サルド
出演:ロマン・ポランスキー、イザベル・アジャーニ、メルヴィン・ダグラス、シェリー・ウィンタース、ジョー・ヴァン・フリート、ベルナール・フレッソン、リラ・ケドロヴァ、クロード・ドーファン、エヴァ・イオネスコ、ジョジアーヌ・バラスコ

★ロマン・ポランスキー監督の拘束というニュースが届いたりするけれど、私はポランスキー映画が大好き!日本公開、ソフト化された作品はいつの間にか自然とほぼ網羅していると作品データを眺め知る。ミア・ファロー主演の『ローズマリーの赤ちゃん』、ナスターシャ・キンスキー主演の『テス』で知り好きになり、様々な作品が壮絶かつ屈折した監督人生の中で製作されている。どれも好きなのだけれど、やはりカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『反撥』にも似た空気を感じるけれど、主人公が追いつめられてゆく心理サスペンス的なお話となると、この『テナント 恐怖を借りた男』も素晴らしい名作だと思う。ポランスキー自ら主演で、とても主人公にピッタリ!と思ったもの。まだお若き頃のイザベル・アジャーニも出演されているのも嬉しかった。また、アパートの管理人役のシェリー・ウィンタース、同じ住人の少女役でエヴァ・イオネスコも少しだけ登場する場面も印象的。

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私は個人的に一人暮らしの経験がないのだけれど、マンション生活という体験を得た中で、特に都会のど真ん中で約10年程の経験は今もなにかしら尾を引いているように思う。それまでの家族と一緒の家、隣近所の人たちとの生活に慣れていたせいか、一人でマンションに居る時、あるいは近くで大きな物音がしたり、間違ってチャイムを鳴らす方が居たり、挨拶をしても反応がなかったり、隣人方のお名前も知らないとか...こういうことは今は当たり前のようだけれど、私はとても嫌だった。幾人かの友人のお話でも、やはり大きな音を立てないように神経をピリピリさせながらの生活をされたことがあるという。この主人公トレルコフスキー(ロマン・ポランスキー)も新しく引越してきたアパルトマンで、謂れのない苦情や嫌がらせのようなことをされる。次第に神経過敏になるのは当然だろう!そして、この部屋の前の住人の女性は窓から飛び降り大怪我を負った上に亡くなったのだった。その女性の残したお洋服などもそのまま。奇妙なことに壁からはその女性のものと思われる歯が見つかったり...。窓から覗くといつも人の姿があるのもゾクっとする場面でゴシックホラーっぽくもある。次第にその死んだ女性に同化してゆく様、隣人達のあたかも舞台の観客のような道化の姿を嘲笑う声。妄想なのか現実なのか観ている私も曖昧になる。原作のローラン・トポールの『幻の下宿人』でも大筋は似ていたように記憶する...トレルコフスキーの女装し破滅に向かってゆく様、滑稽かつ緊迫した不条理な世界。未公開映画ながらポランスキーの70年代名作の一つだと思う。

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【あらすじ】
古びたアパートに空き部屋を見つけたトレルコフスキー(ロマン・ポランスキー)は、前の住人が窓から飛び降り自殺を図った事を聞かされる。彼はその女性-シモーヌを病院に見舞い、そこで彼女の友人と名乗るステラ(イザベル・アジャーニ)と知り合う。やがてシモーヌは死に、その部屋に越してくるトレルコフスキー。部屋にはまだシモーヌの痕跡がそこかしこに見られ、壁に開いた穴の中には彼女のものと思われる一本の前歯が隠されていた。そして、向いの窓には奇妙な人物の佇む姿もあった。不安な中で始まる新生活。わずかな物音でも隣人から苦情が発せられ、口うるさい家主(メルヴィン・ダグラス)と無愛想な女管理人(シェリー・ウィンタース)もトレルコフスキーにとって脅威となっていく。やがてタバコや飲み物といったトレルコフスキー自身の嗜好も変化し、彼は周囲の人々によって自分がシモーヌに変えられていく事を感じ始めていた。被害妄想は次第に膨れ上がり、ある夜、その妄想は現実と化す……。(引用:allcinemaの解説より)

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by musiclove-a-gogo | 2010-08-27 11:23 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『白雪と紅ばら』 原作:グリム童話 絵:ロラン・トポール(ローラン・トポール)★絵本(1984年)♪ 

懸賞 2010年 08月 23日 懸賞

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★【『白雪と紅ばら』 原作:グリム童話 絵:ロラン・トポール(ローラン・トポール)】を『クララの森・少女愛惜』にて更新いたしました♪



このローラン・トポールの絵では、二人の娘の髪は金髪(ブロンド)に描かれています。グリム童話の他の作品で読んだものには、白雪(白バラ)は金髪、紅バラは黒髪、さらに二人は双子であるというものもあります。まあ、色々な作品で想い浮かべる少女たちの姿が少しずつ異なるのは愉しいことですね。
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by musiclove-a-gogo | 2010-08-23 07:48 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『望郷』(1937年)監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ主演:ジャン・ギャバン宿命の女:ミレーユ・バラン♪

懸賞 2010年 08月 17日 懸賞

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望郷/PEPE-LE-MOKO
1937年・フランス映画
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ 原作:ロジェ・ダシェルベ 脚本:アンリ・ジャンソン、ロジェ・ダシェルベ 撮影:ジュール・クリュージェ 音楽:ヴィンセント・スコット 出演:ジャン・ギャバン、ミレーユ・バラン、リーヌ・ノロ、リュカ・クリドゥ、ルネ・カール、マルセル・ダリオ

★原題である「ペペ・ル・モコ」とはジャン・ギャバン演じる主人公の名。邦題の「望郷」とは美しい宝石や香水で身を纏ったパリからやって来た美女ギャビー(ミレーユ・バラン)によってペペ・ル・モコの故郷を思慕であり、男と女の運命的な出会いによる哀しいドラマ。パリからやって来て2年のペペ・ル・モコはカスバではボスであった。けれど、このカスバとは、アルジェリアの首都アルジェ郊外の城塞都市。そこはスラム化した町で、訳ありの人たちが流れ着く場所でもあり、ジャン・ギャバン扮するペペ・ル・モコもパリを追われてやって来たギャングだった。カスバは当時はフランスの植民地であったけれど、アルジェリア独立運動、迫り来るナチズムの脅威など暗雲の空気に溢れた時代。重苦しく悲観的な空気と異国情緒が不思議な閉塞感を画面から放つかのよう。カスバとは「砦」という意味を持つという。そんな砦の町は「牢獄」のようでもある。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は「ペシミズム(悲観主義)表現の監督」と呼ばれていたそうで、本国フランスより日本での評価の方が当時は高かったと読んだことがある。

パリの香りを全身から漂わせるギャビー(ミレーユ・バラン)の美しさが私には忘れられない作品で、ミレーユ・バランの出演作品はこの一作しか鑑賞していないのだけれど、美しき宿命の女ギャビーとして永遠なのだ!ペペ・ル・モコはギャビーを追ってパリに出ると決める。それは明日無き恋であり運命の時でもある。成就などするはずはない。ペペ・ル・モコの逮捕の契機を待つスリマン刑事(リュカ・クリドゥ)、情婦イネス(リーヌ・ノロ)の夢と裏切り、少年やライバルたち...皆魅力的である。殊にスリマン刑事とペペ・ル・モコには「追う者と追われる者」ならではの奇妙な友情めいたものがある。この辺りは後々ジャン・ギャバンが見せてくれる「フレンチ・フィルム・ノワール」の幾つもの名作の中で描かれてゆく私の好きなテーマ「男の美学」を見るようである。

ペペ・ル・モコが最後に「...ギャビー!」と叫ぶ声と船の汽笛の音はやはり観る者の記憶に深く焼きつく名場面なのだろう!こうした「メロドラマ」もまた愛してやまない私。ミレーユ・バラン演じるギャビーは「悪女」とは思わないけれど、やはり一人の男(ペペ・ル・モコ)にとっては宿命の女、ファム・ファタルであったと遥か彼方の二人を思い浮かべ、知りもしない異国、時代に夢とロマンを馳せる♪
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by musiclove-a-gogo | 2010-08-17 23:45 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『美女と野獣』(1946年)監督:ジャン・コクトー原作:マダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人)♪

懸賞 2010年 08月 05日 懸賞

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美女と野獣/LA BELLE ET LA BETE
1946年・フランス映画
監督・脚本:ジャン・コクトー 製作:アンドレ・ポールヴェ 原作:マダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人) 撮影:アンリ・アルカン 美術・衣装:クリスチャン・ベラール 音楽:ジョルジュ・オーリック 技術顧問:ルネ・クレマン 出演:ジャン・マレー、ジョゼット・デイ(ジョゼット・デエ)、マルセル・アンドレ、ミシェル・オークレール、ミラ・パレリ

★ジャン・コクトーは大好きなのですが、初めて観たジャン・コクトー監督の映画はこの『美女と野獣』でテレビ放送でのこと。中学生頃の事で、カラー世代ゆえにモノクロームの映像に今ひとつ馴染めないでいたのだけれど、偶然にも近い時期に衝撃的なモノクロ映画に出会うことができた。まだそれらの作品をひとつも取り上げてはいないのでそろそろ(すべてフランス映画)。ジャン・マレーというギリシャ彫刻のような美男の俳優を知ったのもジャン・コクトー作品からである。お話は子供の頃に読んでいたので大筋は知っていたのだけれど、1時間半程の間、テレビ画面に吸い込まれていたように想う。映像の魔術にすんなり魅了されてしまった。その時に1946年の映画だということなんて知らない。そんな古い映画を観ているとも感じず「美」に圧倒された!というしかない。

原作の『美女と野獣』は、イギリスで1757年にマダム・ルプラン・ド・ボーモン(ボーモン夫人)が『子どもの雑誌』あるいは『子どもたちの宝庫』に纏めたものの中に収められたお話。前年の1756年にフランス語で出版されていたそうだ。ボーモン夫人は1748年から1761年の帰国までの英国滞在、とりわけ子供たちの教育事業に打ち込んでいた時期であり、40冊程の作品を書き上げ、後に傑作と謳われる作品たちは、このロンドン滞在時に書かれたものである。このお話は「妖精物語」とも云える「おとぎ話」。この原作をジャン・コクトーは自ら脚本を手掛け、とんでもなく美しい、幻想的かつ優美な詩的映画として世に出されたもの。

最強のスタッフが揃っていることに今だと気づく。技術顧問あるいは撮影アシスタント的な役割をルネ・クレマンが担当している。あの『禁じられた遊び』を監督する以前の1945年(この年に『美女と野獣』の撮影開始)。また、美女ベル(ジョゼット・デイ)に求婚する乱暴者の青年アヴナン、野獣、王子の三役をこなすジャン・マレー。コクトーはこの美しきジャン・マレーのために構想を練ったと云われるもので、アンリ・アルカンのカメラワークがさらにマレーの美を際立たせている。コクトーはアンリ・アルカンに「画家フェルメールの光の使い方で撮ってほしい」と注文したという。そして、ベルや野獣の豪奢な衣装を始め、神秘的でファンタジックな野獣のお城などの美術担当はクリスチャン・ベラール。以前からコクトーの舞台美術なども担当してきた画家であり、ファッション・デザイナーでもあるコクトーの旧友である。さらに、ジョルジュ・オーリックの音楽も私はいつも相性の良さを感じているお気に入りの音楽家のお一人だし、ベル役のジョゼット・デイの神々しさも焼きついたまま。ジャン・マレーとジョゼット・デイは『恐るべき親達』(1948年)でも再び共演された。

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~魔法がとかれ元の姿に戻った美しい王子役のジャン・マレーです。嗚呼、麗人♪~


私はボーモン夫人の原作もジャン・コクトーの映画も大好きなので、かなりの偏愛作品について今想いを軽く綴っています。ディズニー映画にもなっているし、お話は多くのお方がご存知だと想いますが、映画の簡単なあらすじも記しておきます。

【あらすじ】
三人の娘を持つ商人が旅の途中、無人の古城に迷い込む。庭園のバラの花を摘むと、野獣が現れ、花盗人の命をもらうと脅したが、娘のうち一人が父の身代わりになるなら許すと言う。家に帰って父が話すと、末娘のベルが城行きを志願。会ってみれば野獣は心優しかった。父の病を知って帰宅を望むベルを家に帰し、一週間して戻らなければ悲しみに自分は死んでしまうと言う。一方、ベルを慕うアヴナンは野獣を殺し、その宝を奪おうと森に入る。ベルは魔法の鏡に彼女の不在を嘆く野獣を見て、急ぎ森に帰った。城に侵入したアヴナンは彫像に背中を射抜かれ野獣と変わり、逆に野獣が彼そっくりの王子となった。ベルと王子は見つめ合い抱擁し、そのまま天高く舞い上がり飛んで行った……。(引用:allcinemaの解説より)

(追記)
★「大好きな映画監督VOL.4 ジャン・コクトー:JEAN COCTEAU」を『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、更新いたしました♪


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by musiclove-a-gogo | 2010-08-05 19:17 | 音楽・映画・文学★美しい関係

大好きな女性写真家★サラ・ムーン(SARAH MOON)♪

懸賞 2010年 07月 24日 懸賞

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★「サラ・ムーン(SARAH MOON)の写真を眺めていると夢の時間を彷徨できる」を『クララの森・少女愛惜』にて

、そして『夢の宝石箱 VOL.2』 「サラ・ムーンの世界を初めて知った頃」を『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、少し綴ってみました♪


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by musiclove-a-gogo | 2010-07-24 08:02 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『ベニスに死す』★映画と原作が混同記憶の私。そして、『BRIGITTE通信・美とロマンの憂愁庭園』を開始♪

懸賞 2010年 06月 10日 懸賞

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★私にとってルキノ・ヴィスコンティ映画は欠かせないもので、やはり「美少年」としての世界中の俳優がスクリーンにそのお姿を刻んできたとは云え、やはり『ベニスに死す』のタジオ(タッジオ)を演じたビヨルン・アンドレセンのお美しいお姿を超えるものはないと思うことに変わりはないようです。

映画の方はもう何回観ただろう...観る度に想いが深くなるのだけれど。久しぶりにトーマス・マンの『ベニスに死す』を読みたくなって再読していた。やはり好きなあの場面も変わりなく...しばし私の心はここから離れてしまったかのようだった。
家庭教師か話相手かの役をする一人の女に監督されながら、籐の小卓のまわりに集まった、大人になりかかりの連中の一団がある。十五歳から十七歳までらしい三人の少女と、十四歳くらいに見える髪の毛の長い少年である。アッシェンバッハはその少年が完全な美しさを持っているのを見て驚愕した。蒼白く優雅にむっつりしている顔は蜂蜜色の髪にとりかこまれ、鼻筋は通り、口は愛らしく、優美で神々しいきまじめさをたたえていて、最も優れた時代のギリシャ彫刻を思わせるが、きわめて純粋な形式的完全性にもかかわらず、まことに比類なく個性的な魅力を持っているので、いまそれを眺めているアッシェンバッハは、自然のなかにも造形芸術のなかにも、これほどりっぱにできあがったものはいまだかつて見たことがないと信じたのである。 - トーマス・マン『ベニスに死す』より -

※上記関連:『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』にて、私の主宰いたします小さな愛好会『BRIGITTE』も少しずつ活動再開してゆこうと思います。こちらのブログと『クララの森・少女愛惜』に綴ったものの中で、さらなる私の愛する世界の拙い綴りになるかと思います。いつか、また冊子にしたいとも思ってもいますので、どうか『『BRIGITTE通信★美とロマンの憂愁庭園』の方へもお気軽にお喋りなどにお越しくださいね。よろしくお願いいたします♪

(追記)凄いです!サイドバーに居ります「うさちゃん」が「ビヨルン・アンドレセン」と喋りました!今までは一つの単語だけだったのですが、私の長年の永遠の美少年★ビヨルンへの気持ちが伝わったのでしょうか♪
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by musiclove-a-gogo | 2010-06-10 22:49 | 音楽・映画・文学★美しい関係

『ピエール・エ・ジル(PIERRE et GILLES)写真集』★中でもお気に入りのリオとジュリー・デルピー♪

懸賞 2010年 05月 12日 懸賞

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★ピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)の美麗なフォトブックを眺めていました。ピエール&ジルともピエールとジルとも呼ばれているお二人で、ピエール(ピエール・コモワ)が写真を撮り、ジル(ジル・ブランシャール)がペインティング等の加工をするという二人組。このお二人のウェディング写真など、愛らしくて毒気もある、正しく「キッチュ」な世界が全編を覆っています。私の好きなアーティストが多数登場されるので贔屓目いっぱいです。1976年からの活動なので30年以上のキャリア。初期の作品を拝見してもまったく古くない。独特の色使いやコスチューム、宗教的なテーマ、ゲイ・カルチャーが音楽や映画など様々なアートと融合して生まれる美しき芸術作品たちにうっとりします。

上のお二人はリオ(LIO)の1991年とジュリー・デルピーの1992年モデル作品で、中でもとても好きなものです。マーク・アーモンド、ミカド、ニナ・ハーゲン、ジャン=ポール・ゴルチェ、エチエンヌ・ダオ、マリー・フランス、カトリーヌ・ジュールダン、パロマ・ピカソ、マイケル・ジャクソン、ボーイ・ジョージ、クロード・フランソワ、カトリーヌ・ドヌーヴ....と錚々たる顔ぶれですが、まだ少女時代のエヴァ・イオネスコ、そして、菊池桃子、サンディーなども綺麗です♪

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by musiclove-a-gogo | 2010-05-12 08:01 | 音楽・映画・文学★美しい関係

懸賞