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桜田淳子『しあわせ芝居』(1977年)作詞作曲:中島みゆき★19歳になった淳子ちゃんの名曲にまたしても涙♪

懸賞 2011年 02月 09日 懸賞

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A面 しあわせ芝居
作詞・作曲:中島みゆき 編曲:船山基紀
B面 晩秋
作詞・作曲・編曲:穂口雄右
1977年 21作目のシングル

★桜田淳子の『しあわせ芝居』が発売された頃は、もう発売日にシングルを購入するようになっていた。郷ひろみと桜田淳子のシングルは共にそんな感じ。自転車に乗れない母のお買いものに付き添い、荷物を持つというのが私の小学生から高校生の頃までは任務でもあった。けれど、必ず何かひとつ買って貰えるのだった。なので、この頃買っていたレコードの大半は母とのお買いものとの想い出が共にある。小さな弟は2つ、3つと欲しいものが多くてなかなか一つが選べずベソをかいていた。この『しあわせ芝居』も伊丹の商店街のレコード屋さんで購入。こんな日は早くお家に帰りたくてわくわくしていた。私一人なら自転車でさっさと帰宅出来るのだけれど、母はバスなので一緒に帰るのだった。帰宅して、初めてレコードに針を置く、あの瞬間!歌詞を追いながら聴く。ああ!またしても淳子ちゃんの歌で泣いてしまった。恋愛というものを少女マンガの中で疑似体験している頃で、今聴く思いとも違っていたはずだけれど、この『しあわせ芝居』の中の主人公の女性の心をその頃の私なりになにか感じていたのだろう。物悲しい恋歌。子供の頃から、悲恋物語が好きな傾向ではあったけれど、とにかく、淳子ちゃんの歌や語り、お芝居で涙した回数は多い。

この頃の淳子ちゃんは19歳になられ、阿久悠&中村泰士、阿久悠&森田公一時代から中島みゆきの曲を歌う時代となってゆく。阿久悠先生は淳子ちゃんのデビュー前からずっとこの稀有なる少女を見守っておられた。少女を愛でる気持ち、そしてその少女が大人になってゆく姿を見つめながら。中島みゆきさんは『わかれうた』が同じ頃大ヒット!何かのインタビューで、その中島みゆきさんが、「桜田淳子さんにとても影響を受けています」というようなお話をされていた。嬉しかった!女性ならではの感性というものがある。とんでもなく素晴らしい中島みゆき世界ながら、そのお方が影響を受けている。それは、元来併せ持つ淳子ちゃんの女優としての素養、表現力の豊かさがさらに向上していた時期でもあるのだから。淡々と失恋の物語が歌われる。それは綴られるというような感じで、私はこの『しあわせ芝居』によって中島みゆきにも興味を抱いたのである。LPも買い聴いていた。母もすっかり中島みゆきファンになっていたので共通の世界が持て嬉しかった♪

わたしみんな気づいてしまった
しあわせ芝居の舞台裏
逢いたがるのは私ひとり
あの人から来ることはない


★桜田淳子/しあわせ芝居(1977年)♪

by musiclove-a-gogo | 2011-02-09 05:35 | 昭和のアイドル・歌謡曲・TV曲

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