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好きなギタリスト&アーティスト★トム・ヴァーライン(TOM VERLAINE)♪

懸賞 2010年 02月 21日 懸賞

好きなギタリスト&アーティスト★トム・ヴァーライン(TOM VERLAINE)♪ _c0222662_54852.jpg

★洋楽との出会いは中学生の時で、最初に購読を楽しみにしていた音楽雑誌は『ロッキング・オン』であり『ミュージック・ライフ』であった。カラーグラビアが多くページ数も多かった『ミュージック・ライフ』では毎年人気投票があった。投票ハガキが付いていたので暫くしてから自分でも書いて投函していた。ヴォーカル部門はなんと云ってもボウイな私。ボウイは常に10位までに居られた。しかし、ギタリスト部門にミック・ロンソンの名が無いのでそのハガキに書いていた。当時はどの部門もクィーンの圧倒的強さで制覇されていたように記憶している。少し前はチープ・トリックやキッスのカラーページも多かったけれど。そのハガキには各部門3名まで記入可能だったと想う。ミック・ロンソン以外に必ず書いていたお方はトム・ヴァーライン(トム・ヴァーレイン)。上位に挙がる方々はキャリアのある今でも名プレーヤーと云われる方々だった。どちらも10位どころかランクインされなかった(今では信じられないけれど!)。その頃の私は好きなギタリストと云えるお方を他に知らない頃で、そう想うとトム・ヴァーラインとの出会いからは結構な年月が経過していることにもなる。

テレヴィジョンの再結成までの活動期間は短かったけれど、70年代当時のお若き日の動画がありましたので掲載させて頂きます。1978年の2ndアルバム『Adventure』に収録の名曲『Foxhole』です。1st『Marquee Moon』も勿論ながら、この2ndも大好きです。また、リチャード・ロイドのギターもソロ・アルバムも好きなので、貴重な映像を拝見でき嬉しいです♪



トム・ヴァーラインを知ったのはソロ・アルバムから。伝説のテレヴィジョンやネオン・ボーイズに出会うまでに少し時間が掛かった。そもそも、名前を知ったのはパティ・スミスのアルバムに参加(クレジット)されていたから。

大学に入ってすぐの事、先輩のお姉さまと出会い意気投合(今はフランスへ)。テープ交換を頻繁にしていた。私がトム・ヴァーラインの曲を入れていたので喜んで下さった。テレヴィジョンも既にお持ちでレアなシングルなども録音してくださった。そして、とっても才女なお方で幅広い知識をお持ち。当然多くの文学作品を読破されていた。ちょうど10歳程年上のお方だったので、教えて頂く事ばかりなのに私がエコ・バニの曲を入れたりすると、気に入ってくださったり、プログレもかなりお詳しいお方だった。北村昌士さんも好きだと仰っていた。”トム・ヴァーラインってヴェルレーヌの英語読みって知ってた?”と教えて頂いた。まだその時はフランス語を全く読めもしない頃だったので、”そうなのですか!!”とヴェルレーヌをちゃんと読もうと思った(こういう単純さの連続で生きている)。ギターの音色も好きだけれど、最初はあの変な歌い方というかお声に魅力を感じた。そして、1stソロ・アルバムのジャケットに写るお写真かな、やっぱり。神経質そうで繊細な感じ、でも穏やかそう。リチャード・ヘルもその後、すぐに好きになったけれど竹馬の友のようなお二人ながら、違うだろうなぁ...と察知できた。個性が強すぎるので共にバンドは長くは一緒でなかった。どちらが凄いとか優れているとか、そういう比較は好きではない。

パティの恋人だったと知り、なんてお似合いなのだろう~と思った。追体験ながら、私の好きなパンク・ロックの多くはニューヨークだった。イギリスのクラッシュは別として。共通して感じられるのは詩人ぽさかな。インテリジェンスとヒリヒリした神経が音から伝わるように思えた。内面は佇まいにも自然と表れるものだろうから、ルックスからも感じられるように思ったものだ。

ひょろりとした細長い体型と首。正しく繊細そうで美しいと思った。後に太ってしまうけれど。来日公演(1987年)を京都で!早くからブラブラ会場付近を歩いていると、本屋さんにギタリストの方がいたのでドキドキして遠目から眺めていた。そして、時間が迫ってきたのでエレベーターに乗ると、なんと!!トム・ヴァーラインご本人が★そういう時って、”絶句!”という状態になりサインを頂くことも可能だったのに握手すら、一言も何も言えずに固まっていたという感じ。まだあまりにも若かった(普通、若い頃は恐れを知らないものなのかもしれないのに)。でも、今でも面と向かうと単語すら出てこないでモゴモゴすることが多い。性格的な問題かな?でも、ビックリ体験とその奇跡的な瞬間に出会えたことは現実のことだったのだと思うとそれだけでも嬉しい♪
(2007年6月5日に書いたものです。)

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by musiclove-a-gogo | 2010-02-21 10:25 | 洋楽ロック・ポップス★70年代

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