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奇跡のアルバム★郷ひろみ『HIROMIC WORLD』(1975年)作詞:荒井由実 作曲:筒美京平♪

懸賞 2010年 02月 06日 懸賞

奇跡のアルバム★郷ひろみ『HIROMIC WORLD』(1975年)作詞:荒井由実 作曲:筒美京平♪ _c0222662_102297.jpg

★先述のイジュランとお誕生日が一緒の我が心の永遠のアイドル&スターである郷ひろみ(HIROMI GO)。このアルバム『HIROMIC WORLD(ヒロミック・ワールド)』は1975年11月21日に発売された6枚目のアルバム。アルバムの全曲の歌詞を荒井由実(ユーミンがご結婚される前)が書かれ、作曲は全て筒美京平。プロデュースはひろみのデビューから今日までの活躍に欠かせないお方である、CBSソニーの音楽プロデューサーの酒井政利&筒美京平。レコーディングは1975年の7月15日から10月25日に赤坂ミュージック・スタジオにて。

このアルバムはひろみファンの皆様の中でも格別お気に入りのお方も多いのではないだろうか。ひろみはシングル・ヒットの多いお方なので、ついついシングルになった曲たちが浮かぶけれど、アルバムとして優れた作品も実に多いお方である。こういう点は見逃されてしまっているように想う。この『HIROMIC WORLD』からのシングル・カット曲はない!凄い!アイドルなのに既にアルバム志向を始めておられたのだ。この1975年というとジャニーズからバーニングへ移籍された年。ひろみの最初の苦難の経験ではないだろうか。酒井氏にそのことで相談に行かれた時に、酒井氏は初めて輝くひろみの表情の曇りを見た日だったという。けれど、その表情も絵になるとも仰っておられた。この『HIROMIC WORLD』が発売される前に、バーニング移籍第一弾となるシングル『花のように鳥のように』(1975年4月21日)、そして『誘われてフラメンコ』(1975年7月21日)、そして『逢えるかもしれない』(1975年10月21日)と名曲シングルを続発している。このアルバムのレコーディング期間中に2枚もシングル発売。驚異のハードスケジュールだっただろう!とびっきりのアイドルだったのだし。そして、このアルバムのレコーディング終盤にひろみは20歳を迎えているのだ。

何故!このアルバムが大好きで仕方がないかと云うと、この優れた楽曲たちはこの刻、あの時だったからこそ作り得たのだということ。15歳でデビューして一躍アイドルの郷ひろみがだんだん大人になってゆく。少年から一歩一歩...これは、全曲の作詞を担当している荒井由実時代のユーミンだからこそ書けたものでもある。アルバム丸ごとのユーミンの少女世界の少年版は後にも先にもこのひろみのアルバムしかないだろう。それも、この時のひろみが残してくださったこと、この奇跡のアルバムは色褪せない。ユーミンは1954年1月19日生まれなのでひろみより一足先に20歳になられ、松任谷正隆氏と婚約されたのが1975年12月。ユーミンと云えば多くの女性アーティストにユーミンならではの少女世界を描いた楽曲を提供され、ご自身でも歌っておられる名曲は多数。日本におけるクィーン・オブ・ポップである。また、日本におけるキング・オブ・ポップはHIROMI GOである!と私は想っているのでこのお二人を敬愛してもいる。凄いのだから!!しかしながら、ひろみのCD化されていないアルバムも多く私は古びたレコードを思い出してはレコードプレーヤーに乗せる。先日も大変な発見をして舞い上がっていたばかり。この『HIROMIC WORLD』は一度だけCD化された。

このアルバムの中に『ウィスキー・ボンボン』という素敵な大好きな曲がある。最近毎日歌っている。逸れるけれど、「ひろみが好き!」となった頃はまだ一桁の子供だった私。何故、うんと年上のひろみなのにテレビを観ては「ひろみ、カワイイ!」って想ったのだろう...私の同時代のアイドルはたのきんトリオや少年隊、中森明菜や小泉今日子という頃。けれど、学友たちが話題にするアイドル話の頃は既に洋楽を聴いていた。最近、苦手だったYouTubeに頭が上らない日々なのだけれど、ひろみの動画を拝見しているとよくコメント欄に外国のお方が「cute!」と書いておられると知る。そう云えば、ある友人がヨーロッパに居られるのだけれど、時々遊びでDJパーティーをされると。ドイツだったと想うけれど、当時ピチカート・ファイヴをかけると大受けするって。そして、帰国した折に郷ひろみとピンク・レディのレコードを持って帰られた。受けるのだそうだ!ひろみはドイツでも大受け!やはり筒美京平や都倉俊一という時代の歌謡曲は名曲がワンサカ!なにを書いているのか分らなくなってきたけれど、この名作アルバム『HIROMIC WORLD』が大好きだ!そうそう、高校生の時の修学旅行でスキーに行った。就寝を共にした数人の女の子たちはなかなか寝ないで隠し持ったお菓子やアルコールなども。私は今もお酒がほとんど飲めないのだけれど、「飲めなくてもこれなら大丈夫!」とウィスキー・ボンボンを貰った。何個食べたのか覚えていないのだけれど、翌日発熱し頭がガンガン!3日間のスキー講習だったけれど、私は初日しか参加できずに違うお部屋で寝込んでしまっていた。この想い出は今でも笑い話としてされる。保健の先生は私のウィスキー・ボンボン熱のこと、いけない女の子たちの秘密を知る由も無いのだった。嗚呼、懐かしき若気の至り♪

郷ひろみ/HIROMIC WORLD 1975年
荒井由実作詞 筒美京平作曲

SIDE A
1..午后のイメージ
2.20歳を過ぎたら
3.恋のハイウェイ
4.宇宙のかなたへ
5.君のおやじ

SIDE B
1.雨にひとり
2.ウィスキー・ボンボン
3.ライトグリーンの休日
4.青ひげの男
5.誰もこない世界へ
6.ガラス張りのエレベーター

★「ひろみ・イン・パリス」という大型ポスターが付いていました♪



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by musiclove-a-gogo | 2010-02-06 00:55 | 郷ひろみ(HIROMI GO)讃歌

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