『郷ひろみに贈る詩』 詩:寺山修司 

懸賞 2009年 11月 14日 懸賞

「郷ひろみに贈る詩」 詩:寺山修司

ふりむくと
青春な海が見える
青春とは 羅針盤のない航海である

ふりむくと
地平線を染める 夕陽が見える
青春とは 涙ぐむやさしさである

ふりむくと
遠くで振っている 手が見える
青春とは 一日一回のさよならである

(中略)

ふりむくと
半分開いたドアが見える
青春とは 星かぞえて
大人になってゆく 日々のことである

ふりむくな
ふりむくな
うしろには何もない

ひとは どんなさびしいときでも
ふりむくことを止めれば
ほんとの人生を はじめることができるのだ


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★生まれて初めて好きになった遠い彼方で光り輝くスター☆郷ひろみ。15歳の美少年は今54歳にしてなおも美しい。驚異的なストイシズムは郷ひろみ美学である。少年から青年へ...と大人になってゆきながらも多忙なアイドルであり続ける中。ひろみはデビューからずっとCBSソニーの所属。その音楽プロデューサーである酒井政利氏は15才の少年ひろみから今日のひろみ、これからのひろみを見守り続けておられるお方。「ひろみ君の容姿が優先して見誤れることが多い」と嘗て語っておられた。そうであろう!これまでにいないタイプのアイドル登場であり華やかなお衣装がなんでも似合ってしまうスタイル、運動神経、一度聞けば”HIROMI GO”と分かる独特のお声...稀なる素養はある意味武器であるけれど、”ファンション・シンガー”というような形容も耳にしたことがある。

この寺山修司による「郷ひろみに贈る詩」。全部打てなかったけれど、寺山というお方は少年少女の儚き刻、過ぎ行く青春の美しさと寂しさを数々の作品の中で言葉にされてきたお方。歌人であり作家でありながら、演劇や映画など幅広い活動のなかで。少女マンガにもお詳しいお方であったし、流石にちゃんと「郷ひろみ」という美しき少年をも見つめておられた。この詩はひろみが20歳頃に贈られたものだと想う(ちゃんと確認できたらまた追記いたします)。寺山作詞の曲『君にお月さまをあげたい』というひろみの曲もある。シングルになっていない曲、アルバム、ライヴがまたとんでもなく素晴らしいのだ。ファンの皆様は充分にご承知であることだけれど、ひろみの外見で見誤れることが多くそんなことまで気にもされないで来たのも事実だと想う。

ブラウン管越しにあのワクワクしながら微笑んでいた遠い日の私はまだ青春時代に入る前の子供であった。なので、ただ「可愛いひろみ」「綺麗なひろみ」「大好きな楽曲たち」・・・にただただ胸ときめかせていたのだ。今なら、この詩がもっと私の心に響き涙があふれる。寺山修司が好きだということもあるけれど、やさしい眼差しと心が注がれていると。気の小さなひろみ、生真面目なひろみはいつまで経っても汚れた毒を感じない。もう少し毒があれば耽美的な美も醸し出せるお方であろう。けれど、陽光の似合う清々しさと、無国籍でもあるけれどとても古風で律儀な姿勢を失うことなく生きておられる。「郷ひろみ讃歌」なので讃えることしか思いつかない。私は誰にも欠点はあるけれど、できるだけ美点を眺めることが好きなのだ。陽の美が郷ひろみ!そして耽美嗜好に至る経緯はデヴィッド・ボウイやルキノ・ヴィスコンティとの出会いが決定打だった。その橋渡しをしてくださったのはひろみが大好きだと自覚した頃と偶然にも同じ時期に耽溺していた少女マンガの世界である。

ひろみの作品のことなどを、どんな形で書いてゆこうか考えているところ。ランダムに気ままにが良いかとも想う。その他は洋楽が多くなってしまうけれど♪

※「逢えるかもしれない」のシングルはなんとなくイメージ的なものです。ひろみの20歳の頃に撮影された、だんだん大人っぽくなり憂いのあるお姿く(21歳になりたてで発売されたもの)です☆
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by musiclove-a-gogo | 2009-11-14 19:50 | 郷ひろみ(HIROMI GO)讃歌

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